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ホーム>病気一覧>ク行>クレチン症
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先天性甲状腺機能低下症と呼ばれ、生まれつき甲状腺の働きが弱い病気で、軽いものから重症なものまで、症状は様々です。
新生児の症状としては、不活発でミルクの飲みが悪く、体重の増加がみられません。その他、黄疸が長引いたり、舌の肥大、むくみ、便秘、皮膚の乾燥、かすれた泣き声、手足の冷え、甲状腺の腫れなどがあり、長期的には発達障害や知能低下など問題がおこります。
甲状腺が無形成や低形成などの形成異常をおこしたり、異所性甲状腺、甲状腺ホルモン合成の障害(甲状腺腫性)などが原因で様々な症状をおこします。
生後5〜7日の間に、血液中の甲状腺刺激ホルモン(TSH)の測定をするマススクリーニング検査が行われます。地域によっては、遊離サイロキシン(FT4)の測定を行うこともあります。TSHが高値だと精密検査となり、TSHやFT4の再検査や膝関節のX線撮影、甲状腺の超音波検査などを行い、診断が確定します。
一日一回、甲状腺ホルモン薬のレポチロキシンナトリウム水和物かリオチロニンナトリウムを内服しますが、月齢や体重、血液検査で甲状腺機能を評価しながら服用量を決めます。
クレチン症の検査が陽性であっても、違う要因の場合もあるので、まずは指定された医療期間を受診しきちんと説明を聞きましょう。
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