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ホーム>病気一覧>イ行>いんきんたむし
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水虫と同じように、太ももの内側や、下腹部、会陰部、臀部にできる白癬(皮膚糸状菌というかびが感染した皮膚の病気)です。男性に圧倒的に多く発症します。
周囲に輪のように弓なりに広がります。最初は一部にボツボツしていたものが、堤防状に盛り上がり、だんだん環状にひろがっていきます。強いかゆみが伴いますが、特に体温が上がった際、強烈なかゆみとなり、ひっかいてしまうことで菌をばらまいてしまいがちです。
動物からうつる事もありますが、大体が人から人への感染で、水虫などからうつることがあります。また、スポーツセンターなど不特定多数の人が集まる場所では、この症状になった人の膿みが付着している可能性もあります。
白癬菌はカビの一種ですので、高温多湿を好みます。そして皮膚のたんぱく質を栄養源とするため、蒸れやすい場所に繁殖します。
診断を確定するには、病変部に菌があるかどうかの確認が必要です。そのため、細かな皮膚片や組織の一部をとり顕微鏡検査をします。
基本的には外用抗真菌薬を塗布しますが、デリケートな部分なので、薬が合わない場合もあります。まずは患部を乾燥させ、清潔に保つようにしましょう。薬で症状が落ち着いても、根絶するには1〜2箇月継続して塗ることが必要です。
感染してしまったら、患部を乾燥させるため、衣服や下着など蒸れないものを身に付けましょう。また、常に清潔に保つことが大切です。
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