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医療のちょっとした疑問
治療費を払えないときはどうなるの?

 強い味方!「高額療養費貸付制度」


病院の治療費って、高くて困っている人も少なくないはずです。
一回の治療で1,000円でも、毎週、毎月、そして家族が増えれば増えるほど医療費の負担は大きくなります。


実際に、入院してかなり高額な医療費請求が来てしまい、支払いに困った経験がある人もいるのではないでしょうか。


そんな場合には「高額療養費制度」を利用する方法があるのです。


この「高額療養費制度」とは、高額な医療費がかかった場合に、自己負担限度額を超えた分のお金が保険から払い戻されるという制度です。


しかし、この高額療養費が払い戻されるまでには、一般的に申請してから3ヶ月くらいかかるため、一度病院にかなり高額な医療費を支払わなければならないこともあります。


このように高額な医療費を一度に用意することが困難な場合、無利子で事前にお金を借りることができる「高額療養費貸付制度」を利用しましょう。


そしてこの制度は、国民健康保険や一般の健康保険の加入者であれば、誰でも利用することができるのです。


国民健康保険加入者の場合、高額療養費に当たる金額(自己負担分を超える金額)の
9割にあたる金額を無利子で貸してもらうことができます(市町村の国民健康保険加入者の中には、請求書を持っていけば、高額療養費の分を全額支払ってくれるところもあります)。


また、政府管掌健康保険船員保険の加入者の場合、高額療養費に当たる金額(自己負担分を超える金額)の
8割にあたる金額を無利子で貸してもらうことができます。


ただし、保険料の滞納がないことが条件となってきますので注意してください。
あらかじめ、自分の入っている健康保険に貸付制度があるかどうか調べておくとよいでしょう。




                               



 「民間保険の給付金」を利用する


民間保険の保険金が入院中でも受け取れることを知っている人は少ないのではないでしょうか。


民間の医療保険や終身保険の医療特約に加入している人の場合、入院中でも、手続きに必要な診断書さえもらえば、その日までにかかった分の入院給付金や手術給付金が下りるのです。


例えば、胃がんの手術を受けて30日間入院し、20日目に診断書を書いてもらった場合、20日分の入院給付金と手術給付金が下りるということです。


ただ、その際医師に診断書を書いてもらうと自己負担が発生します。診断書は保険がきかず全額自己負担になるため、
一般的に1通3,000円から5,000円程度の費用がかかります。
入院中に診断書を書いてもらった場合、退院時にも書いてもらう必要がありますので、単純に1回5,000円で2回書いてもうと1万円かかることになります。


そのあたりも考慮した上で、入院中に保険金をもらう手続きをするかどうか決めるとよいでしょう。





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