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病名 |
下垂体前葉機能低下症 |
よみがな |
かすいたいぜんようきのうていかしょう |
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脳下垂体には前葉と後葉がありますが、その前葉で作られる様々なホルモンの分泌が低下した状態をいいます。
副腎皮質ホルモンが欠乏すると、疲労感、脱力感、体重の減少、食欲不振、低血圧、低血糖をおこすなど、低下したホルモンの種類によって様々なホルモン欠乏症をおこします。
下垂体やそのまわりにできた腫瘍や炎症、頭部外傷や手術、放射線治療後の障害としておこることもあります。免疫異常の場合もあり原因は様々です。
障害をおこしているホルモンを断定するために、血液検査で下垂体前葉ホルモンの値を測定します。次いで視床下部ホルモン剤を注射して下垂体前葉を刺激し、血液中のホルモンが増加したかどうかを調べて診断します。MRIなどで腫瘍などの病変を確認することもあります。
腫瘍など原因が分かっている場合はその治療を行い、不足しているホルモンを補充するため、下垂体前葉ホルモンの注射をしたり、内分泌線のホルモン剤を内服します。腫瘍は手術で摘出したり、放射線治療を行うこともあります。
生涯、ホルモン剤を服用しなくてはいけませんが、それを欠かさなければ、普通に生活を送ることができます。
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