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ホーム>病気一覧>カ行>過敏性肺炎
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抗原となるチリやほこりのようなものを繰り返し吸い込むことで、それに過敏になりアレルギー肺炎をおこします。外因性アレルギー性肺炎ともいいます。吸入するものによって、いくつかの病名がありますが、症状は大体同じです。
特定の抗原を吸入した後、数時間後に発熱、せき、呼吸困難などをおこします。抗原から離れると回復しますが、慢性化すると抗原は関係なく発症します。
ほこりやチリなどを繰り返し吸い込むことで発症します。室内にあるカビやトリのふん、加湿器や空調機のカビなど抗原となるものは様々です。ただ、全員が発症するわけではなく、一部の人にのみ症状がでます。
症状が特定の場所や状況で起こる場合、この病気が疑われます。胸部X線撮影をすると、両肺にすりガラスのような陰影があります。血液検査で、白血球の増加や、原因となるものと結合した抗体が見つかります。
抗原から離れることで大体は症状が改善するため、入院して経過を観察します。重篤な呼吸困難などをおこしている場合は、炎症をおさえるステロイド剤(副腎皮質ホルモン)を点滴などで投与したり、吸引させます。
原因となる粉塵を吸い込まないようにすることが大切です。家の中に抗原がある場合は、その部分を中心に掃除や消毒をしましょう。慢性化すると肺線維症など重篤な疾患になるので予防が重要です。
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