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全身の血管に炎症が起こる病気で、4歳以下、特に1歳くらいの乳幼児に多く発症します。
全身の血管壁に炎症がおこり、下記の6つの特徴的な症状をおこします。
1. 5日以上、原因不明の高熱(39度以上)が続く
2. 熱が出て2〜3日すると、皮膚に赤い発疹ができる
3. 四肢の末端がしもやけのように赤く腫れ、10日くらいすると指先から皮がむける
4. 目の結膜が充血する
5. 唇が腫れ、舌が赤くブツブツができる
6. リンパ節が腫れる
その他、発病後10日目位から、心臓の血管に冠動脈瘤ができることがあり、突然死の原因となることもあります。
はっきりとした原因は不明ですが、なんらかの感染がきっかけとなって発症すると考えられています。
胸部X線検査や心電図で心臓の異常を確認し、心超音波検査で、冠動脈瘤の大きさや進行具合などを調べます。上記の6つ症状にあわせて、各検査結果より診断が確定します。
心臓の合併症を防ぐ意味で、入院することが勧められます。入院すると、アスピリンの内服やガンマグロブリン製剤の整脈注射が行われます。また、心臓に冠動脈瘤がある場合は、血液が固まるのを防ぐ薬が使用されることもあります。
治療後、特に合併症が無い場合は普通の生活が送れますが、病気の程度によっては、定期的に精密検査を受ける必要があります。
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