|
|
|
ホーム>病気一覧>カ行>間質性肺炎
|
|
|
|
|
|
|
肺胞と肺胞の間の薄い壁を胞間質と呼びますが、その肺胞間質におこる肺炎をいいます。肺胞間質が炎症によって障害をおこし、やがて固く(線維化)なり、息苦しくなるのが特徴です。
呼吸困難や呼吸不全が主な症状です。息を吸っても吸った気がせず、常に息苦しい思いをします。また、空咳もでます。背景因子や発症様式により、色々な型があります。
直接の原因はわかっていませんが、引き金となるものには、膠原病、薬剤、放射線、覚醒疾患、ウイルス感染症、職業などとの関連が考えられています。
胸部聴診音でパチパチという独特の音がし、胸部X線撮影やCTで患部がすりガラス状に写ります。呼吸生理学検査や血液検査を行い、総合的に診断を確定します。
炎症を抑えるために、ステロイドホルモンや免疫抑制剤が使われます。対症療法として、呼吸不全には酸素投与が行われますが、人口呼吸器による治療が必要になる場合もあります。
ただ、様々なタイプがあるので、背景因子や発症の経過、合併症など総合的に考えたうえで、治療方針が決められます。
|
|
|
|
|
|
|
|
|
Copyright(C) これであなたも医の達人 All Rights Reserved. |
|