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病名 |
気管支拡張症 |
よみがな |
きかんしかくちょうしょう |
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気管支の一部が拡張して戻らなくなります。この拡張した部分では浄化作用が低下するため、分泌物が溜まりやすく、粘膜が慢性的に炎症をおこし、肺炎や気管支炎に罹りやすくなります。
慢性的に黄色や緑の色のついた痰がせきと一緒にでます。痰に血が混じったり、喀血がみられることもあります。発熱があることもあり、感染状態がひどくなると呼吸困難をおこすこともあります。
気管支が発達する時期に罹った百日ぜきや肺炎に由来する場合や、気管支繊毛運動や気管支線毛運動の機能障害により気道感染を繰り返し、びまん性気管支拡張症を起こす場合、そして先天的に疾患がる場合など、大きく3つに分けられます。
胸部X線検査とCT検査を行い、気管支の拡張状態を調べます。その他、副鼻腔X線検査、呼吸機能検査、血液検査や喀痰の細菌検査などを行い、総合的に診断されます。
気道をきれいに保つため、痰を溜めないように去痰薬を服用したり、ネブライザー吸入をし、エリストマイシン(抗生物質)を長期使用することが基本となります。若くて肺の一部だけであれば、体位ドレナージやタッピングなどの理学療法を行います。
また、喀血や急性炎症を繰り返す場合は、手術で患部を除去する場合もあります。
かぜをひかないように注意することが大切です。また、喫煙など気管支に刺激があるものはやめましょう。
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