|
|
|
ホーム>病気一覧>キ行>機能性出血
|
|
|
|
|
|
|
器質的な疾患がないのに、月経以外に子宮内膜から出血する状態です。
閉経後や月経以外の時期に、特に疾患もないのに出血します。量や期間に特別なパターンはありません。卵巣機能が不安定な思春期や更年期の人に多くみられます。
思春期や更年期、ストレスや環境の変化、ホルモン剤や抗精神病薬など特殊な薬物の使用、摂食障害、甲状腺疾患や糖尿病などの内科的疾患など、卵巣から分泌されるホルモンのバランスを壊す原因は様々です。
器質的な疾患がないかどうか、内診や妊娠反応、超音波検査や細胞診検査、組織検査などを行います。特に疾患が認められない場合、基礎体温の評価や血液検査で病名が確定します。
年齢や排卵があるかどうかによって治療方法は変わります。
若年期の多くは無排卵性の出血なため、漢方薬やホルモン剤で月経のような状態をおこし、成熟を待ちます。
性成熟期では、排卵性と無排卵性の場合があり、それぞれの症状にあわせてホルモン剤を補充したり、排卵誘発剤を使ったりします。
更年期以降の場合は、子宮頸がんや子宮体がんなどを発症しやすくなるため、細胞や組織の検査を行う事が大切です。特に問題がなければ、ホルモン剤を使用します。
重い疾患が隠れている場合もあるので、異常出血があったら早めに婦人科を受診しましょう。
|
|
|
|
|
|
|
|
|
Copyright(C) これであなたも医の達人 All Rights Reserved. |
|