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病名 |
急性腎炎症候群 |
よみがな |
きゅうせいじんえんしょうこうぐん |
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腎臓の糸球体の障害で、タンパク尿や血尿、むくみや高血圧などの症状が急激におこります。普通、かぜなどの上気道の感染から始まり、自然に治ります。
むくみ(浮腫)、高血圧、血尿が三大症状です。血尿は赤血球の数によって肉眼で分かる場合と顕微鏡でないとわからない場合がありますが、ほぼ必ず現れます。
腎臓の働きが悪いと尿の量が少なくなるためたんぱく質の老廃物がたまり、ひどくなると尿毒症や肺に水がたまってしまいます。
糸球体腎炎や様々な全身性の病気が原因です。これらの病気の原因となる細菌が感染したときに抗体を作り、菌と結合することで攻撃します。そのとき出来た免疫複合体が血流にのって腎臓に入り、糸球体を障害することで発症します。
尿検査や血液検査を行います。尿検査でタンパク尿や血尿が、血液検査でタンパク質の老廃物であるクレアチニンや尿素窒素が増加していれば、ほぼ診断は確定します。
安静と食事療法が大切なので、入院して絶対安静を保ち、低たんぱく、減塩などの食事療法を行います。細菌による扁桃炎をおこしている場合は抗生物質、高血圧やむくみには利尿剤や降圧剤と、各症状に合わせた薬が処方されます。
繰り返し扁桃炎をおこし、血尿やたんぱく尿が出る時は、扁桃の摘出を示唆される場合もあります。
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