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病名 |
急速進行性腎炎症候群 |
よみがな |
きゅうそくしんこうせい
じんえんしょうこうぐん |
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腎臓の糸球体の疾患で、発病してから急速に腎不全をひきおこします。
発熱や倦怠感、食欲不振など風邪のような症状から、血尿、たんぱく尿、むくみが見られるようになります。多くの場合、数週間から数ヶ月の間に急速に腎不全が進行します。
糸球体に血液が固まった半月体のできる特発性半月体形成性腎炎や膜性腎症など腎臓そのものに疾患がある場合と、血管性紫斑病によっておこる紫斑性腎炎やループス腎炎など、他に発症する原因疾患がある場合がありますが、いずれも腎臓の糸球体に半月体ができることで腎臓障害をおこします。
尿検査や血液検査で腎臓の状態を調べますが、診断の確定のためには、腎生検が必要です。
急速に進行するため、的確な治療を積極的に行うことが必要です。薬物療法として副腎皮質ホルモン剤や免疫抑制剤、抗凝固剤をあわせて用いるカクテル療法が行われます。
病状によっては、超大量療法として、間をおきながら大量に副腎皮質ホルモンを用いる場合もあります。また、必要に応じて透析治療や血漿交換療法が行われることもあります。
病状が急激に進行するため、おかしいと思ったらなるべく早く腎臓病専門医を受診しましょう。
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