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なんらかの理由で心臓に血液が十分に流れず、一時的に心筋細胞が酸素不足をおこし、痛みなどをおこします。
典型的な症状は、胸が痛い、締め付けられる、圧迫されるなどの胸痛です。痛みは、てのひらで抑えられるくらいの範囲です。そのほか胃痛、吐き気、歯痛、のどの圧迫感、左肩の痛みなど様々です。
大きく分けて、冠動脈に動脈硬化が進み、内腔が局所的に狭くなることで血液の流れが悪くなる動脈硬化狭心症と、冠動脈が痙攣することで内腔が狭くなり血流がわるくなる冠聯縮性狭心症があります。共に症状は同じようですが、運動時と安静時など発生する状況が異なります。
症状やおこる状況など問診が大切です。心電図、心エコー検査、心筋シンチグラフィー、冠動脈マルチスライスCT検査、心臓MRI、冠動脈造影検査などを行い、診断を確定します。
カルシウム拮抗薬やβ遮断薬で冠動脈を拡張させたり、心筋の酸素消費を減らすなど薬物治療を行います。血小板の働きを抑制する薬を使用することもあります。
また、器質的狭心症がある場合など経皮的冠動脈形成術や冠動脈バイパス術、血管新生療法などを行います。
虚血性心疾患を持っている人は、禁煙、血圧や体重のコントロールなど、危険因子を徹底して減らすことが大切です。
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