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ホーム>病気一覧>コ行>口角びらん
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上唇と下唇のつながる部分を口角といいますが、その部分にただれ、ひび割れ、かさぶたなどができます。両側に出来ることも、片側だけのこともあります。
口角に、ただれやひび割れ、かさぶたができ、痛みを感じます。食事など日常生活でよく動かすところなので、治りにくいものです。
子供では、よだれや食べ物の残りカスが口角に付着し、その部分が細菌に感染しておこることが多くなっています。大人では、ビタミンB群の不足、貧血、糖尿病などの全身の病気があり、抵抗力が弱っている時に、細菌やカンジダ菌に感染しておこることがあります。抗菌剤や副腎皮質ホルモンの長期使用などでもおこります。
原因菌を調べるため菌の培養検査や、ただれた部分から採取した組織を顕微鏡で検査し、菌体を確認し診断が確定します。
原因となる病気を治療することが必要ですが、ビタミン剤や鉄剤の服用で治ることもあります。ただ、ただれのおこっている所を清潔にして、唾液に触れないようにすれば治ることもあります。また、症状が悪い場合は、抗菌薬や抗真菌薬を塗ったりもします。
高齢者では、特に原因がなくても、口腔内の汚れからカンジタ菌が感染することもあるので、注意が必要です。
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