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病名 |
高尿酸血症 |
よみがな |
こうにょうさんけっしょう |
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様々な理由でDNAの合成に必要な尿酸が過剰に作られたり、腎臓が機能不全をおこし排泄が悪くなることで、尿酸濃度が高くなります。尿酸の結晶が関節に溜まると、痛風のようにその関節が腫れて、激しく痛みます。
痛風では、我慢のできない激しい痛みから始まります。通常足の親指の付け根の関節におこりやすく、他には足首や膝肘の関節、足首などにおこります。発作前には、ムズムズしたりピリピリしたりする人もいます。その他合併症としては、尿酸結石やカルシウム結石、腎障害、動脈硬化などがあります。
運動不足による脂質異常症(高脂血症)、糖尿病、高血圧症などの病気が誘因となっている場合、遺伝、メタボリックシンドロームのような生活習慣病が引き金になることもあります。
尿酸が排泄されにくい体質のための排泄低下型、内臓脂肪や過食、飲酒などにより尿酸がつくられやすい体質のため値が上昇する産生亢進型、生活習慣病など両方を併せ持つ混合型に分けられます。
血液検査と尿検査で、血清尿酸値を測定し、診断が確定します。また、他の生活習慣病がないかどうかの検査をする場合もあります。
尿酸降下剤を服用しますが、それと併せて、内臓脂肪の減量、総エネルギー量に気を付けプリン体の多い食事を控える、過度の飲酒、軽い有酸素運動など生活習慣の改善が重要です。
薬の効果で症状が治まっているといって、勝手に薬の量を減らしたりするとすぐに数値は高くなるので気を付けましょう。また、副作用の可能性もあるので、定期的に血液検査と診断を続けましょう。
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