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ホーム>病気一覧>コ行>骨肉腫
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骨にできる悪性腫瘍の中で、もっとも多く発生するものです。小学生から大学生までの若い年齢層に多くみられます。
はじめのうちは、走ったり跳んだりした後で関節が痛む程度で、安静にすると軽くなるので、単なる筋肉痛と考えられてしまいます。しかし、進行すると痛みがだんだん強く、長く続くようになります。
この時期には、患部が腫れて、赤くなり、熱を帯びてきます。また、関節の動きが悪くなり、脚をひきずるようになってしまうこともあります。
はっきりとは分かっていませんが、遺伝子の異常ではないかと考えられています。
X線検査で、骨の状態を確認します。また、CT、MRI、血管造影、骨のシンチグラフィーの画像検査や、血液検査を行います。診断を確定するには、腫瘍の組織の一部を採取し、病理組織学的検査をすることが必要です。
症状に併せて、手術、抗がん剤、放射線療法などを組み合わせて行います。手術では、化学療法がよく効く場合、切断するのではなく、腫瘍を骨を含めて切除し、その部分に人工関節や人工骨などを用いて再建する方法がとられることがありますが、すべてのケースで出来るわけではありません。
また、肺に転移しやすいので、抗がん剤などをつかって、予防することもあります。手術が不可能な場所な時は、放射線療法が行われます。
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