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ホーム>病気一覧>コ行>骨盤腹膜炎
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子宮付属器炎(卵管炎と卵巣炎など)が悪化して、骨盤腹膜(骨盤内腔をおおっている腹膜)にまで炎症が広がってしまいます。虫垂炎などの腸管の炎症からおこることもあります。
悪寒、発熱、下腹全体の痛み、嘔吐や吐き気がおこります。ひどくなると、骨盤内部の臓器が癒着してしまい、その間に膿瘍ができてしまいます。
卵管炎や卵巣炎、子宮頚管炎など骨盤内部の臓器の炎症が感染しておこります。虫垂炎などの腸管の炎症やクラミジアや淋菌が感染しておこることもあります。
触診で下腹部に強い圧痛や筋性防御(触った部分の筋肉が緊張する)、ブルンベルグ徴候(押して急に離すと痛む)が確認できます。内診で内性器に圧痛があり、子宮の周辺にしこりがあることもあります。エコーやCT、MRIの画像検査や血液検査、細菌検査などを行い、診断が確定します。
入院して、抗生物質や抗菌薬による治療を行いますが、効果があまり出ない場合は、手術が必要になります。また、各症状に併せて、消炎鎮痛剤など対症療法が行われます。
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