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ホーム>病気一覧>コ行>鼓膜炎
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中耳と外耳の境目にある鼓膜に炎症がおきてしまいます。水泡のできる急性鼓膜炎とただれてしまう慢性鼓膜炎があります。
急性では、激しい痛みや耳がつまった感じで難聴をおこします。慢性では、耳のただれ、耳がつまった感じの難聴、痛みなどがおこります。
はっきりとした原因はわかっていませんが、急性の場合は、インフルエンザなどのウイルスや細菌感染ではないかと考えられています。
耳鏡やファイバースコープで鼓膜を確認します。急性では、鼓膜が水泡のように膨らんでいます。慢性では、鼓膜にただれがあり、肉芽ができてかさぶたや耳だれがあることもあります。耳だれがある場合は細菌検査を行います。中耳疾患が疑われる場合は、側頭部CT検査が行われることもあります。
急性では抗生物質や鎮痛剤を内服しますが、痛みがひどい場合は、水泡を切開する場合もあります。慢性では肉芽を切除したり、薬で焼灼します。耳だれにはその細菌に効く点耳薬が使われますが、治るのに数週間から数ヶ月かかります。
治療中は、耳に水を入れないように注意しましょう。
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