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食物や水に混ざってしまっているコレラ菌を口にすることで急性胃腸炎をおこします。発展途上国で流行しており、現地で感染して日本に持ち込まれます。
コレラ菌が体内に入ってから2〜3日の潜伏期間をおいて、下痢や嘔吐で発病します。発熱や腹痛は通常ありません。
1日数回の下痢を数日続け治りますが、重症になると、激しい嘔吐と米のとぎ汁のような大量の下痢が何度もでて、脱水症状となり、血圧が低下し、脈が弱くなって急に衰弱します。
進行すると、声がかすれ、皮膚がたるみ、目がくぼんで頬骨や鼻筋が突出するコレラ特有の顔つきになり、意識障害や痙攣をおこし死に至ることもあります。
コレラ菌に汚染された水や加熱が不十分な魚介類を食べることで感染します。海外で感染する人が大部分ですが、輸入食品によって持ち込まれることもあります。
検便でコレラ菌があるかどうかを確認します。症状がひどい場合は、血液検査や尿検査を行う場合もあります。
状況により入院して点滴で脱水や下痢の症状の改善を行いつつ、抗菌剤を使用して除菌します。
経口感染なので、海外での飲食は注意しましょう。
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