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ホーム>病気一覧>セ行>声帯結節
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2本ある声帯は、互いに擦り合わせることで声を出しますが、もっとも強く擦れ合う中央部分に腫瘤ができてしまいます。若い女性や学童期の男性によくみられます。
声枯れと声域幅の縮小がおこります。のどの違和感や発生時に違和感がある場合もあります。声を使う頻度が低くなると、症状が軽くなる人もいます。
声帯粘膜の慢性的な摩擦が原因と考えられています。日常的にのどを酷使しがちな、歌手、ナレーター、ダンスのインストラクター、保育士などがかかりやすい傾向にあります。
各種内視鏡、特に軟性鏡を用います。病変の小ささのために通常の内視鏡検査で診断が難しい場合は、ストロボスコープが用いられることもあります。
消炎剤や副腎皮質ホルモンが保存的治療として行われますが、声の衛生指導と発音訓練などで快癒する場合もあります。保存的治療で効果が薄い場合は、鉗子などで結節を切除する喉頭顕微鏡下手術が行われることもあります。
のどを酷使しないように、気を付けましょう。
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