病気一覧/症状、原因、検査、診断、治療 -全身性エリテマトーデス- 健康・医療の総合情報サイト
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病名     全身性エリテマトーデス
よみがな    ぜんしんせいエリテマトーデス


 どんな病気か


免疫機能の異常をおこし、皮膚、関節をはじめ全身の臓器に炎症をおこしてしまいます。よくなったり悪くなったりを繰り返し、慢性化してゆきます。


症状が重いかどうかは、どの臓器に障害が出たかによって違いますが、腎臓や中枢神経が侵されると命の危険性があります。





                               



 症状


疾患をおこす場所によって症状は様々ですが、全身症状としては、発熱、倦怠感、体重の減少などがあります。また、体の各部分や内臓に様々な疾患が生じます。


特徴としては、鼻から両ほほにかけて、チョウが羽を広げたような赤い発疹や円形の紅斑ができて、その後中心の色素が抜け、コインのようになるディスコイド診がおこります。また、手のひらや指、足の裏にしもやけのようなものができます。


関節の痛みや腫れで発病する人が多く、約半数で腎臓の障害がおこります。




                               



 原因


現在どうしておこるのかは不明ですが、発症しやすい遺伝的要素を持っている人が、感染、ホルモン、紫外線、薬などの環境因子が引き金になって免疫疾患をおこすと考えられています。




                               



 検査と診断


一般的な検査として、血沈、尿、抹消血、交代などの免疫グロブリンを測定する検査を行います。


そのほか、臓器障害の有無や程度を確認するために、X線検査、呼吸機能検査、血液ガス分析、心電図、心エコー、脳波、CT、MRI、髄液、筋電図、各臓器の組織を採っての生検、消化管造影検査など症状に沿って、様々な検査を行います。





                               



 治療


免疫の働きを抑えるためと炎症を止めるために、副腎皮質ホルモン薬を使用します。効果があまりない場合は、ステロイドのパルス療法や免疫抑制薬を併用します。あとになってしまった円盤状皮診は治せませんが、新しくできた発疹は少量のステロイド薬が有効です。




                               



 日常生活の注意


皮膚がんが発症する可能性があるので、治療が終わっても紫外線予防をし、ストレスを避けた生活を心がけましょう。







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