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病名 |
先天性尿道狭窄 |
よみがな |
せんてんせいにょうどうきょうさく |
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生まれつき尿道が狭くなっている事で、排尿障害をおこしてしまいます。男の子に多い疾患です。
狭窄の程度によって症状は異なりますが、排尿の際、狭くなっている尿道のため逆流がおこり、細菌が進入しやすくなって膀胱炎などをおこしたり、膀胱尿管逆流症をおこしたりします。膀胱排尿筋が過敏になって頻尿となり、夜尿やおもらしなどを繰り返します。
内肺葉に由来する部分と外肺葉に由来する部分が別々に作られ、その結合部にある尿生殖隔膜が完全に破れずに残ってしまうことで発症するのですが、なぜそうなるのかはわかっていません。
造影剤を注入してX線撮影をおこなう、排泄性腎盂尿管撮影や排尿時膀胱尿道造影や、直接尿道から内視鏡を入れる検査を行います。合併症を調べるために、超音波検査やCT検査なども行われます。
内視鏡を尿道から挿入し、切開刀やレーザーで狭窄部分を切開します。尿道弁は切除します。尿道プジーやバルーンを用いて、狭窄部を広げる拡張術が行われる場合もあります。狭窄がひどいときは、腎不全を併発している場合が多いので、カテーテルなどを挿入し腎機能の回復を待ったうえで、手術などの治療を行います。
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