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ホーム>病気一覧>セ行>前立腺がん
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前立腺に、悪性腫瘍(がん)ができてしまいます。尿道から離れた前立腺の端に発生することが多く、ある程度大きくならないと排尿障害をおこさないため、発見が遅れてしまいます。50歳代以上の男性にみられる事が多く、年齢が進むにつれて頻度が高くなる高齢者のがんです。
初期では、ほとんど無症状ですが、進行すると尿道を圧迫し、頻尿や排尿困難などの排尿障害をおこします。さらに進行して膀胱やリンパ節、骨に転移すると、痛みや貧血、足のむくみなどをおこします。
老齢になり、性ホルモンの分泌が減ることで、性ホルモンのバランスが狂うため、と考えられていますが、はっきりしたことはわかっていません。
血液検査で、PSAという腫瘍マーカーの数値が上昇します。診断確定には、前立腺生検が行われます。病期診断のために、超音波検査、MRIやCT、骨シンチグラフィーなどの画像検査が行われます。
がんの悪性度や病期、患者の年齢や合併症の有無など、状況によって治療法が選択されます。80%以上が男性ホルモン依存症がんであるため選択される男性ホルモン除去療法、手術による根治的前立腺摘除術、放射線療法などを組み合わせて治療が行われますが、悪性度が低い場合は、経過を観察する場合もあります。
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