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食べ過ぎや飲みすぎなどにより、肝臓に中性脂肪やコレステロールがたまってしまいます。健康診断などで偶然発見されることが多い疾患です。
特に自覚症状はありませんが、そのまま放置しておくと、肝臓が線維化して肝硬変となってしまいます。
アルコールの飲みすぎ、肥満、糖尿病が三大原因です。副腎皮質ホルモン剤の摂取による薬剤性脂肪肝や、妊娠後期におこる急性妊娠性脂肪肝などの場合もあります。また、無理なダイエットとリバウンドを繰り返すことで、肝臓に負担をかけ脂肪肝になることもあります。
肝機能検査や血液検査を行いますが、腹部超音波や腹部CTで、肝臓の脂肪蓄積が確認できれば診断が確定します。皮膚の上から針をさして肝臓の組織を採取して調べる肝生検が行われることもあります。
基本的に薬などの治療は必要なく、原因となっていることに対して、それぞれ対策を講じます。肥満や糖尿病などが原因であれば食習慣を見直し、適度な運動を行います。アルコールが原因であれば禁酒を、薬剤が原因であればその薬剤の使用を中止します。
脂肪肝は、原因さえ取り除けば回復できるので、普段の食事や適度な運動を続けるようにしましょう。
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