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ホーム>病気一覧>シ行>腎盂がん
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腎臓から染み出した尿が溜まる腎盂の粘膜からがんが発生します。50歳以上の男性に多く発症します。
痛みや発熱などはなく、血管が豊富な部位のがんなので、血尿が最初におこります。しかし、血尿が続くわけではなく、しばらく無症状の場合があるので、注意が必要です。血の塊やがんが尿管まで進行してふさいでしまうと、脇腹に痛みがおこります。
はっきりとした発症原因はわかっていません。
一般的な問診、視診、触診や、尿に含まれるがん細胞を調べる尿細胞診、静脈性尿路造影、超音波検査、CTなどの画像検査を行います。尿管鏡を使って、直接確認することもあります。また、尿道から内視鏡を使って、他の腫瘍がないかどうかの確認をする場合もあります。
がんがある腎臓と尿管すべてと、尿管口付近の膀胱壁を切除する手術が行われます。膀胱壁を切開するため、尿で膀胱が膨らみ縫合箇所が開かないように、術後しばらくはカテーテルを入れて尿を体外に出します。
がんが進行している場合は、抗がん剤治療が追加で行われる場合もあります。再発しやすいので、3年位は定期的に細胞診や内視鏡検査が必要です。
腫瘍の再発がおこりやすいので、定期的な外来検査を行いましょう。
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