|
|
|
ホーム>病気一覧>シ行>心気障害
|
|
|
|
|
|
|
色々な病院に行って検査を行ない、特に異常がないのに、自分がなんらかの病気なのではという不安が解消されない状態を「心気的」といいますが、その状態があまりに強く日常生活に支障が出る場合を心気障害といいます。
からだの不調感にとらわれてしまい、医師の診断を受けても安心できず、いくつもの医療機関を受診したりします。生活が通院で占められてしまい、余力がなくなってしまう人もいます。
心配となる対称としては、皮膚の違和感、食物の飲み込みにくさ、動悸、めまい、腹痛、頭痛、しびれ、震え、便秘、下痢、発汗、耳鳴りなど様々です。
うつ病や統合失調症といった精神疾患の一つの症状の場合もありますが、からだに対する不安のみが現れる場合を心気障害といいます。日常生活での挫折やトラブル、孤立感などを誘因として徐々に現れ、病気にとらわれることで他の事ができず、自信をなくして殻にこもるようになってしまいます。
色々な検査を行なった上で、特に病気となるものがない場合、心療内科などで問診が行われます。
軽症の場合は、抗不安薬などで改善することもありますが、中等以上になると、なかなか治りにくいケースが多くなります。
無理に病気がないことを説得しようとせず、なんでも話してもらえる雰囲気を作ることが大切です。話をきいてもらうだけでも、楽になる場合もあります。薬物療法とあわせて、精神療法をおこなうことが大切です。
大丈夫と言い続けても納得できないので、無理に説得せず、ゆっくり話を聞いてあげましょう。
|
|
|
|
|
|
|
|
|
Copyright(C) これであなたも医の達人 All Rights Reserved. |
|