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病名 |
頭蓋内圧亢進 |
よみがな |
ずがいないあつこうしん |
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髄液の増加や腫瘍や血腫など余分なものが増えることにより、頭蓋骨に囲まれている脳内の圧が上がってしまいます。
急性症状としては、意識障害、瞳孔不同、体の片側の麻痺、手足が突っ張って戻らない、呼吸困難、脈圧の増大、脈拍数の低下、血圧の上昇などがあります。
放置すると、脳幹がもとに戻らず、生命の危険があります。慢性症状では、早朝におこる頭痛と激しい嘔吐が主です。
物が二重に見える複視などの視力障害がおこることもあります。
脳腫瘍、頭蓋内血腫、脳浮腫、水頭症による髄液の増加、静脈系が閉塞する静脈洞血栓症、狭頭症、外傷による頭蓋骨の陥没骨折などにより、頭蓋内圧が高くなります。
血圧、眼底検査、CTやMRIなどの画像検査も行い状況を把握しますが、はっきりとした頭蓋内圧を調べるために、圧電センサーや脳室ドレナージが行われる場合もあります。
頭蓋内圧を下げるために、なかにできたものの摘出、髄液の排除、外減圧手術、頭蓋内圧降下剤や副腎皮質ホルモンの使用などが行われます。
併せて、原因となる疾患の治療もおこなわれます。
治療中は、呼吸状態や血液中の酸素濃度を良好に保ち、血液中の炭酸ガス濃度を低く抑えることも大切です。
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