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風邪程度なら大病院ではなく診療所を利用する

 知らないあなたは損をしているかもしれない


軽い風邪や腹痛などのちょっとした体調不良で大学病院や大病院を受診する人は少なくないでしょう。もちろん小さな診療所に比べ大病院のほうが安心感がり設備は整っており、スタッフが充実しているため、いいことばかりだと思いますよね。でもそんなあなたは損をしているかもしれませんよ。


初診時特定療養費の徴収多くの検査料金長い待ち時間などデメリットも意外と多いものなのです。それでは詳しく説明していきましょう。




                               



 初診時特定療養費で損をしている


初診の際、他の診療所や病院からの紹介状なしに、入院ベッドが200床以上ある大病院を受診した場合、初診料に加えて各医療機関が定めた特別料金を徴収できる制度があります。


これは特定療養費制度といい、1996年の健康保険法改正で導入された制度です。これは保険がきかず、病院が独自に金額を設定できるため人気のある病院ほど高くなる傾向があります。


ちなみに、厚生労働省が2004年に200床以上の全国の大病院2916施設の特別料金の上乗せについて調査したところ、特別料金を徴収している病院は1138施設で、
徴収額の最低は210円、最高は5250円でした。徴収しない病院もあります。




                               



 検査料で損をしている


軽い風邪などの症状で診療所を受診した場合、たいていは簡易検査程度で済み、薬を処方されて様子をみてくださいと言われます。では大学病院などの大病院ではどうでしょうか?


大学病院の医師は専門性が高いため、軽い病気にもかかわらずレントゲンやCT、採血などたくさんの検査をさせられる傾向があります。もちろん患者もそのほうが安心だという人は多いかもしれません。
しかし検査料金はかなりかかることになります。




                               



 待ち時間で損をしている


大学病院などの大病院を受診したことがある人ならわかると思いますが、とにかく混んでいますよね。1時間待ちは当たり前で、予約せずに受診したものなら2、3時間も待つことだって普通です。これでは具合が悪くて受診しているのに余計に具合が悪化してしまう人もいるかもしれません。軽い病気程度なら診療所で診てもらうほうがかかる時間は断然少なくて済みますよ。




                               



 診療所と大病院を使い分ける


以上のことより、決して大学病院などの大病院が良くないなどと言っているわけではありません。診療所も大病院も一長一短です。


診療所の医師はありふれた病気を診ることにかけてのプロであり、また大病院の医師は専門性が高く、専門分野に関する病気を診ることにかけてのプロなのです。


このことを理解して、軽い病気程度でしたら診療所で診てもらい、別の病気が疑われたり、詳しい検査が必要なときには大病院を受診する。またあらかじめ大きな病気にかかっているのならその専門分野の大病院を受診するなど、
双方の特性を十分に理解し、使い分けることが賢い選択だといえます。





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