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薬の常識
市販薬を上手に活用しよう

 市販薬はすべて自己責任


現在の日本は超高齢化社会による医療費の高騰が問題となっており、医療保険制度は破綻寸前の状況です。そのため政府は、軽い病気の緩和や予防は自分の責任で市販薬などを使って手当てをする「
セルフメディケーション」を推進しています。


このセルフメディケーションの推進により、私たちの日常生活にも変化が出てきました。
例えば、コンビニやスーパーなどで胃腸薬や頭痛薬・かぜ薬などの一部市販薬が医薬部外品として購入できる方向へ進んでいることや、病院で処方されていた薬が薬局でも購入できる「スイッチOTC薬」が増えるなど、生活者にとっては便利でありがたい社会になってきています。


たしかに夜中に突然熱が出た時や胃腸が痛くなったときに薬が24時間営業のコンビニなどで買えるというのは非常に心強いですよね。しかし市販薬といっても薬である以上、当然副作用を起こす危険はあるわけです。つまり正しい薬の知識や情報を持っていなければ逆効果になってしまう恐れもあり、これもすべて自己責任で対応するということになるのです。




                               



 セルフメディケーションとは


セルフメディケーションとは、Self(自分)でMedication(薬物治療)を組み合わせた言葉で、
「自分の健康を自分で管理(治療)する」という意味です。


かぜのひきはじめや軽い頭痛ぐらいであれば病院へわざわざ行かず薬を飲んだり、無理をせずに早めに休むなどで、自分の健康を自分で管理しましょうということがこのセルフメディケーションです。(もちろん病気によっては最初から医師にかかる方がよい場合もあります)


病気や薬について正しい知識を持って市販薬を活用し、積極的に健康管理に関わろうと意識することは、自分自身の健康づくりにもつながります。それによって、軽い病気ならその症状を自分で改善し、生活習慣病の予防や健康維持にも役立てることができるのです。




                               



 市販薬と医療薬の違いとは?


薬には大きく分けて医療用医薬品(医療薬)と、一般用医薬品(市販薬)があります。
医療薬は病院で医師の診断に基づいて患者さんに処方される薬のことです。それに対し市販薬(大衆薬・一般薬)は薬局・薬店で自分の症状に合わせて買うことのできる薬のことをいいます。


医療用医薬品は患者さんの体質や病状に応じて、医師が診断し、医師の判断で薬の効果がもっともよく現われるように処方されるので、指示どおりに正しく服用すれば病気も改善してきます。


一方、市販薬は、薬の知識のない一般の人でも安心して使えるよう、安全性が高く副作用が少なくなるように有効成分の含有量を控えるなどの配合がなされており、比較的穏やかに作用します。
それだけ、薬の強さは市販薬の方が医療薬よりも弱いのですが、市販薬は一つの薬でさまざまな症状に対応できるメリットがあります。




                               



 市販薬の上手な買い方・使い方


・薬剤師とよく相談して選びましょう。
・説明書をよく読んで用法・用量をきちんと守りましょう。
・薬とアルコールの併用は絶対に避けましょう。
・副作用の発生時にはすぐに病院へ行きましょう。
・保存は説明書の通りに適切に保存しましょう。





                               



 市販薬をより有効活用しよう


市販薬の購入時には薬剤師の方に自分の病状や体質などを詳しく話して、適切な薬を選んでもらうことがポイント
です。わからないこと、疑問や不安に思っていることは納得できるまで聞いてみましょう。服用前には必ず薬についている説明書をよく読んで、服用量や服用回数、服用時間を覚えましょう。


2〜3日服用しても症状が改善されないときは、自己診断でずるずると同じ薬を飲まず、医師の診断を受けましょう。逆に薬が効いて症状が楽になってきたら、からだを休めるなどし、
いつまでも市販薬を服用し続けることのないようにすることも重要なポイントです。
セルフメディケーションを行うには、このような薬の止め時も肝心です。




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