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病院を使いこなす
病院ランキングの落とし穴

 病院ランキング


あなたは病院を選ぶときに何を参考にして選んでいますか?


近所の人や友人の口コミ情報?テレビや雑誌などの情報?インターネット情報?など病院についてのさまざまな情報があふれています。
その中でも最近、病院ランキングの本が多く出版されるようになりました。


しかし、この病院ランキングは患者さんにとって有用な情報源なのですが、その一方でさまざまな限界や弱点などがあり、
過剰の期待には注意が必要であることを知っていただきたい。




                               



 選択基準を確認しよう


よく、「病院ランキングで1位の病院に行ったのに期待はずれだった」などという人がいますが、それは病院ランキングの誤った使い方をしている人です。


では病院ランキングとは一体何を基準にしたランキングなのでしょう?


・ 手術数が多い病院
・ 医師や医療ジャーナリストなどが推薦する病院
・ 患者の満足度をアンケート調査し、点数化してランク付けした病院
・ 病院の施設基準などを点数化し、ランク付けした病院


などランク付けを行っている基準がランキング本によりさまざまなのです。


まず、誰が、どんな基準でランク付けを行った病院なのか確認してください。




                               



 ランキング方法のデメリット


どの病院ランキング本をみても、すべての基準を考慮し、総合的にランク付けした本はありません。
そのためデメリットもいくつかでてきます。


次にランキングの選択基準別にみたデメリットをあげてみました。


選択基準 デメリット
患者の満足度 医者の技術が十分に反映されていない
医者の意見 患者の意見が十分に反映されていない
病院の施設基準 治療成績が十分に反映されていない
病院への
アンケート
・正確に答えてくれているかを確認できない
・評判が良く、宣伝をする必要がないため回答
 しない病院もある
手術症例数 ・手術の難易度、死亡率などが反映されてい
 ない
・不必要な手術を行い症例数を稼いでいる可
 能性がある





                               



 病院ランキングを過信し過ぎるな!


先にも言いましたが、
ランキング1位の病院でも必ずしも良い病院とは限りません。


例えば、説明が丁寧だったり、話しやすい医師のいる病院を探している人が、手術件数を基準としたランキング1位の病院に行っても、必ずしも納得できる結果を得られるとは限りません。


自分が欲しいランキング情報を見つけるには、まず自分の選択基準を決め、それに基づいたランキング本を見つけることが重要です。


病院ランキング本は使い方を間違えるとあまり満足のできない結果に終わってしまいます。
あくまで病院選びの参考の一つとして活用するとよいでしょう。





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