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 専門外来とは


最近、各地の医療機関でさまざまな「専門外来」が増えてきました。この専門外来とは、「いびき外来」「めまい外来」「口臭外来」といった具体的な症状を名称に掲げる外来のことです。


                               



 メリットとデメリット


例えば、あなたはめまいの症状があるときには何科に行きますか?内科?それとも耳鼻科?


「とりあえず内科に行き、耳鼻科にまわされ、何時間も待たされました」なんてこともあるでしょう。こんなとき、「めまい外来」があれば迷うことなく、たらいまわしにされることもなくなりますよね。


つまり、専門外来の最大のメリットは
患者が自分の症状に見合った病院を探しやすくなったことです。


さらに、専門外来の担当医はその領域の専門ですから、
最新の知識や治療をうけることができるということも魅力です。しかし、気をつけなければいけない点もいくつかあります。


まず、専門外来の名称や専門性に基準がないということです。
基準がないために、「痴呆外来」と「物忘れ外来」のように、診療の内容が同じでも、医療機関により名称が違っていることがあります。
あらかじめ電話などで診療内容を確認しておくとよいでしょう。


また、これにともない、目立つユニークな名称で患者を呼ぼうという考えからさまざまな名称の専門外来が増え、患者にとっては逆に分かりにくくなっている面もあります。


                               



 どんな名称をつけてもいいの?


現在の法律では、
下記の決められた条件を満たしていればどんな診療科の名称をつけてもいいことになっています。


〜名称をつける条件〜


部位・器官・臓器・組織。またはこれらの果たす機能別に頭頸部、頭部、頸部、胸部などの33分類


疾病・病態の名称別(感染症、性感染症、腫瘍、癌、糖尿病、アレルギー疾患の6分類)


患者の特性別(男性、女性、小児、周産期、新生児などの10分類)


医学的処置の方法別(整形、形成、美容、心療、薬物療法などの19分類)


以上の4項目を、内科や眼科などの科の前につけること。


例)老人心療内科は「患者の特性」+「医学的処置の方法」+「内科」という組み合わせで作れらています。このような組み合わせによりさまざまな診療科名ができているというわけです。


                               



 専門外来の種類


次に、実際に掲載されている専門外来をいくつかあげてみました。



専門外来
物忘れ外来 痴呆外来 頭痛外来 めまい外来 口臭外来
思春期外来 更年期外来 女性外来 尿失禁外来 夜尿症外来
禁煙外来 いびき外来 性機能外来 学童外来 不妊外来
加齢総合
外来
スポーツ
外来
痛み専門
外来
ドライアイ
外来
コンタクト
外来
喘息外来 糖尿病外来 アレルギー
外来
花粉症外来 肥満外来



このほかにも様々な専門外来がありますので、自分で探してみるのも楽しいでしょう。


その際には、名称だけで判断せず、必ず診療内容を確認するように注意してください。


また、最近は女性を対象とする外来が増えてきています。
少女期のいろいろな症状や悩みの治療にあたる「思春期クリニック」、閉経期前後の更年期の悩みに応える「更年期外来」、女性対象の「女性外来」や「レディスクリニック」などがあります。


これらの専門外来を有効に活用し、自分に合った良い医療を受けましょう。





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