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ホーム>ちょっとした疑問>テレビカード代金は全て病院の利益ではないってほんと?
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入院したりお見舞いに行ったことがある人はわかると思いますが、最近、病室のベッドサイドにはテレビが設置してあり、テレビカードを入れないと見ることができないしくみになっていますよね。
数十年前には病室に自宅のテレビを持ち込んで見ていた経験のある人も少なくないのではないでしょうか。ではこのテレビは病院が準備したものなのでしょうか?
答えはNoです。ではテレビは一体誰が設置したものなのでしょうか?
実は病院はテレビカード業者と契約をしているのです。テレビカード業者からベッドサイド用のテレビを無料で借り、業者は患者が自動販売機で購入したテレビカード代金の一部を病院に支払う(営業をしている場所代というところでしょうか)システムになっているのです。
テレビカード業者はただテレビだけを設置するのではなく、テレビを置いている引出しの付いた家具やテレビカード自動販売機、個人用の冷蔵庫、アンテナや電源などの設備工事にいたるまですべて無料で設置してくれるのです。
これは病院側にしてみれば、すべて無料で準備をしてもらえるうえに、定期的にお金が入ってくるということで大変ありがたいことなのです。また、この利益は病院運営にとってかなり大きな収入源でもあるのです。
今までのテレビカードは退院時に余ってしまったら、同じ病室の人にあげるか捨てていたのではないでしょうか。ここ最近では余ったテレビカードを清算して返金してくれる清算機を設置している病院は当たり前で、テレビカードで電話をかけたり、乾燥機を使えたり、売店での買い物にまで使える病院まであるのです。患者さんにとってはとても便利でありがたいですよね。
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