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ホーム>ちょっとした疑問>ヒトの体温は何度まで上昇するの?
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ヒトの平均的な平熱は36.5℃くらいであり、時間、食事、運動、気温、睡眠、感情の変化に合わせて変動します。男性に比べると女性のほうがやや低く、子供はやや高め、お年寄りはやや低めです。

私たち人間は哺乳類であり、恒温動物に属しています。恒温動物は、体内で熱を作り出し、体内の熱を外に逃がすことにより体温を一定に保っているのです。このように体温を維持している場所を「体温調節中枢」といい、間脳の視床下部にあります。
ちなみに子供が熱を出しやすいのは、脳がまだ完全に発達していないため、温度調整がうまくできないことも関係しているようです。

体温計の表示ってどれも42℃までしかありませんよね。一体なぜ?
ヒトのからだは体温が上昇し始めると「体温調節中枢」により42℃を越えないようになっています。なぜなら、42℃を越す体温が長時間続くと、からだを組織しているたんぱく質が固まってしまい、生命を維持することができなくなるからです。
よって、体温は42℃以上になることはなく、体温計の表示が42℃までしかないのもこのためです。

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