免疫・血清学的検査

アレルギー反応検査       特異的IgE(RAST)       


基準値

陰性(−)



検査により何がわかるか

・抗体の有無によりアレルギー性疾患の原因を検索できる。
・スコアーによりアレルギーの程度や経過観察に役立つ。




どのような検査か

体内に呼吸や飲食物の摂取、薬剤、注射、接触などによって異物(抗原)が入ってくると、それを防ぐために血清中にIgG、IgA、IgM、IgD、IgEなどの抗体ができます。このうちアレルギーに密接に関係する抗体はIgE抗体です。

このIgE抗体が一度体内にできて増えたところに、再び抗体のできるきっかけとなった抗原が入ってくると、急激に反応し、発疹、発熱、鼻汁、涙、かゆみ、ショックなどのアレルギー性疾患を引き起こします。

本検査では、種々のアレルゲンとIgE抗体を反応させることにより、どのアレルゲンに対して反応が強いか調べることができます。
測定可能なアレルゲンは、樹木花粉、イネ科花粉、雑草花粉、ハウスダスト、ダニ、動物、薬物、各種食物など200種類にも及びます。




どのようなときに検査するか

・原因アレルゲンの確定



疑われる病気

陽性の場合

  気管支喘息、アレルギー性鼻炎、アトピー性皮膚炎、アレルギー性結膜炎、花粉
  症、蕁麻疹、胃腸アレルギー、アナフィラキシーショック、寄生虫疾患など



スポンサードリンク


 インフルエンザの基礎知識

 ノロウイルスの基礎知識

 血液をサラサラにしよう


 糖尿病が気になる人はこの検査    GLU(血糖) HbA1c FRA(フルクトサミン)
 高脂血症が気になる人はこの検査  T-cho TG(中性脂肪) HDL-C LDL-C
 痛風が気になる人はこの検査     UA(尿酸)
 貧血が気になる人はこの検査     赤血球数 ヘモグロビン Fe(鉄) TIBC UIBC
 お酒の飲みすぎが気になる人はこの検査    γ-GTP TG(中性脂肪) AST ALT