血液一般検査

網状赤血球数      レチクロ    


基準値

Brecher法

0.5〜1.5%



検査により何がわかるか

骨髄における赤血球産生の程度を推定できる。



どのような検査か

一般的にいう赤血球とは成熟赤血球のことで、網状赤血球とはそのひとつ前のまだ未熟な段階、いってみればできたてほやほやの赤血球のことをいいます。
この数を調べることにより、骨髄で赤血球がどれくらいつくられているのかがわかります。

この検査はおもに貧血を調べるときに行い、特に再生不良性貧血や溶血性貧血の推定、貧血治療の効果判定に有用です。



どのようなときに検査するか

・血液一般検査で貧血を認めたとき



疑われる病気

高値の場合

    出血後、溶血性貧血、鉄欠乏性貧血、など


低値の場合

    再生不良性貧血、巨赤芽球性貧血、甲状腺機能低下症など



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