FT3の基準値(正常値)、疑われる病気 -甲状腺検査- 健康・医療の総合情報サイト
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みなさんの中には「検査は医者にまかせておけば大丈夫」と思っている人も多いでしょう。
しかし、「自分の身は自分で守る」時代です。
これから行われる検査が「どのような検査」で「どんな目的」で検査するのか知っているだけで、無用な心配は無くなり、いっそう自分の健康管理の向上につながると思います。

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   別名遊離トリヨードサイロニン、フリーT3



   

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CLIA法 : 2.1〜4.1 pg/ml




                                        
                               



FT3はFT4、TSHとともに測定して、甲状腺機能の評価を行う。




                                        
                               



甲状腺ホルモンには、トリヨードサイロニン(T3)とサイロキシン(T4)という二種類があり、TSH(甲状腺刺激ホルモン)の刺激を受けて甲状腺から分泌されます。血液中のT3とT4は、そのほとんどが甲状腺ホルモン結合蛋白と呼ばれるタンパク質と結合した状態で血液中を流れています。そして、そのごく一部が遊離型ホルモン(FT3、FT4)として全身で作用します。


病院での甲状腺ホルモンの測定は、ほとんどの場合血液中のFT3、FT4 、TSHを測定し、甲状腺機能の評価を行います。


甲状腺機能亢進症(バセドウ病)や甲状腺機能低下症(橋本病)などの診断に大変有用です。




   
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・甲状腺機能異常を疑うとき
・甲状腺機能亢進症(バセドウ病)の再発を疑うとき
・甲状腺疾患の経過観察や効果の判定のため




                                        
                               



高値


  甲状腺機能亢進症(バセドウ病)、TSH産生腫瘍、亜急性甲状腺炎、
  無痛性甲状腺炎など




低値


  甲状腺機能低下症(橋本病、特発性粘液水腫)、T4からT3への転換障害など








基準値は検査方法や測定方法、測定機器、用いる試薬、単位などにより値が異なります。
単に数字を見るだけではなく、測定方法や単位なども注意深く確認してください。
また、個人個人の生理的変動によってかなり左右される項目もありますので、少し値が基準値から外れていたからといって神経質にならないでください。あくまで健康の目安として考えるとよいでしょう。





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