


水代謝異常や酸・塩基平衡の状態を推測できる。


クロールとは電解質成分のひとつで、血清中の陰イオンの約70%を占めます。
主にNaCl(食塩)の形で経口摂取され、からだの水分の保持や浸透圧の調節(酸・塩基平衡)などの働きをしています。
通常、血液中のクロール濃度はナトリウム濃度と並行して変化します。しかし、その関係が崩れたときには酸・塩基平衡の異常を疑い、ナトリウムと同様の変化であれば水代謝異常を疑います。


・水代謝異常(嘔吐、下痢、浮腫、利尿剤投与時など)を疑うとき
・酸・塩基平衡異常を疑うとき


高値
ネフローゼ症候群、腎不全、クッシング症候群、脱水症、食塩の過剰摂取など
低値
激しい嘔吐、アジソン病、尿崩症、食塩の摂取不足など


基準値は検査方法や測定方法、測定機器、用いる試薬、単位などにより値が異なります。
単に数字を見るだけではなく、測定方法や単位なども注意深く確認してください。
また、個人個人の生理的変動によってかなり左右される項目もありますので、少し値が基準値から外れていたからといって神経質にならないでください。あくまで健康の目安として考えるとよいでしょう。 |
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