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ホーム>これ、気になる!>花粉症の気になる症状(一般症状)
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花粉症になったことがある人はよくわかると思いますが、花粉症の症状は本当に日常生活でツライ症状が多いですよね。
特に、鼻と目の粘膜に花粉が付着しやすいので、その症状も鼻と目に集中しています。
しかし、それだけではなく、アレルギー症状は多種多様で全身に及びます。
それでは代表的な気になる症状を見ていきましょう。

最も代表的な目の症状は、しつこいかゆみです。
花粉症患者の9割以上が目のかゆみを訴えていると言われています。
上下のまぶたの裏側から、白目の表面まで全体をおおっている透明の膜を「結膜」といい、これにアレルゲンとなる花粉が付着してアレルギー性の結膜炎を起こすために、かゆみが起こります。
かゆみの他にも、異物感や痛み、涙目、目やに、充血などの症状が出ることがあります。これらは、アレルギーによる場合と、こすったり掻いたり又は症状が悪化したりして目の周囲や結膜を傷つけ、更なる炎症を起こしている場合があります。
アレルギー性結膜炎は、ひどくなると結膜に傷を残し、視力低下にもつながることがあります。
今は、ゴーグル状の眼鏡もおしゃれなデザインのものが増えていますから、こういったグッズを上手く利用してできるだけ花粉の侵入を防ぎ、症状を悪化させないよう予防に努めましょう。

花粉によって起こるアレルギー性鼻炎の3大症状は、くしゃみ・鼻水・鼻づまりです。
花粉が鼻の粘膜に付着しアレルギー反応を起こすと、体内で「ヒスタミン」や「ロイコトリエン」といった化学伝達物質が放出され、これらの症状を引き起こします。
くしゃみは、鼻の粘膜で感知した異物を排出しようとする反応ですので、普通なら1、2回で目的を果たします。
しかし花粉症の場合は、ヒスタミンが知覚神経を刺激し続けているので、何回もくしゃみを連発することになります。
同じようにヒスタミンによる刺激が分泌中枢に伝わり続けることで、鼻水がとめどもなく流れ出ます。
また、ロイコトリエンという物質は、血管を拡張させる働きを持ちます。鼻の血管が広がり粘膜が腫れるので、鼻づまりが起きるのです。

花粉症には「枯草熱(こそうねつ)」という別名があるように、発熱も症状としては珍しくありません。
特に、子供の花粉症は発熱を伴いやすいと言われています。高熱が出ることは少なく、寝込むほどではない微熱が長く続きます。
鼻や喉の粘膜の抵抗力が落ちて風邪をひきやすくなっていますので、風邪によるものなのか花粉症によるものなのかは、区別の難しいところです。

これらの症状は、花粉症の症状そのものであることもありますし、鼻や喉の炎症から引き起こされている場合もあります。
他にも、アレルギー症状と自律神経は関係が深く互いに作用しあうので、自律神経の乱れから誘発されていたり、花粉症で服用する薬の影響であったりと、はっきりとした原因を特定するのが困難ですが、花粉症患者の多くが訴える症状です。

花粉症の人によく見られるのが、目の周りの皮膚が炎症を起こし、赤くカサカサとなっている状態です。
目のかゆみから強くこすってしまうことも原因ではありますが、皮膚表面に花粉が付着すると、アレルギー性の皮膚炎を起こすことがあります。特に目の周りの皮膚は薄くて柔らかいので、炎症を起こしやすいのです。
また、手や足、腹や背中など全身のどこにでも、じんましん状の発疹が出たり、強いかゆみをおぼえることがあります。
これは、花粉症によりアレルギーのスイッチが入ったような状態になり、身体全体がアレルギーを起こしやすく、皮膚症状も出やすくなっていることが考えられます。
花粉の季節は、お肌を清潔に保ちスキンケアを欠かさず、乾燥や刺激を避ける生活が望ましいと言えます。

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