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ホーム>気になる健康コラム>老化の原因がAGEだった!老化を防ぐ方法とは?
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実年齢よりも、年上に見られがちな人っていますよね。髪型や服装に気をつけていても、なぜか年上に見られてしまうのは、老け顔が原因だと思われます。
老け顔の要素には、目尻のしわ、下まぶたのしわ、ほうれい線、口元のたるみ、顔の皮膚が下がっていることの5つがあります。
老け顔かどうか気になる人は、鏡で自分の顔を確認してみましょう。この5つの要素のうち、いくつかに当てはまっていませんか?
このような老け顔の要素には、AGEという物質が深く関わっていることが、最近の研究でわかりました。AGEは老化物質とも言われていて、人間の老化の原因となる物質なのです。
老化物質AGEは、糖とたんぱく質で構成されています。AGEを構成するたんぱく質は、コラーゲンが元になっています。
コラーゲンは、脳や血管、眼、皮膚、内臓などいたるところにありますが、このコラーゲンに糖がくっつくと、AGEに変化するのです。
糖がくっつく要因としては、高血糖が挙げられます。血液内の過剰な糖分が、血管から染み出して、各組織のコラーゲンにくっついてしまい、AGEへと変化させてしまいます。
AGEが血管に蓄積されれば、動脈硬化になりますし、脳だったらアルツハイマー、骨や関節の場合は骨粗しょう症やリウマチの原因になりますので、AGEは恐ろしい物質なのです。
老化物質であるAGEが増える原因は何でしょう?
AGEが体内で増える原因は、やはり高血糖です。「AGEの量=血糖値×その持続時間」という計算式で表されます。
血糖値が高ければ高いほどAGEは増えますが、正常値なら糖が血管から染み出してこないので、AGEは作られないということですね。
また食べ物からもAGEは体内に取り込まれます。AGEが多い食材は、バターやチーズ、肉、魚などで、少ない食材には野菜や牛乳などがあります。
AGEが多い食材は、バターやチーズ、肉、魚などですが、実は食材自体にはそれほど多くのAGEは含まれていません。注意すべきなのは、その調理法です。
茹でた時のAGEの量を1とすると、焼くと6倍、揚げると10倍にもなるんです。これは、高温で加熱するとAGEが増えるからなんです。茹でる温度は100度、焼くのは160〜180度、揚げるのは180度以上ですので、上記のようなAGE量になるのです。
高温で加熱すると、こんがり焦げ目がついたり、キツネ色になりますよね。これを「メイラード反応」と呼びます。このメイラード反応が強いと、焦げ目の色が濃くなります。
色が濃いということは、AGE量が多いことですので、AGE量はある程度見た目でわかります。鶏のから揚げよりも水炊きや茹で鶏のほうが、AGE量は少ないということです。
見た目の老化や身体の内部の老化を防ぐためには、血糖値を上げないこと、野菜などAGEが少ない食材をAGEが増えない方法で調理することが大切です。
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