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健康コラム
食べ合わせにも気を付けて、上手にとりたいサプリメント

 サプリメントの食べ合わせ


サプリメントにも食べ合わせがあるのをご存知でしょうか。


サプリメント同士はもちろんの事、食品や医薬品など、組み合わせによって効果がなくなったり、ヘタをすると副作用が出てしまうこともあるのです。


正しい知識をもって、上手にサプリメントを取り入れましょう。




                               



 効果UPが期待できるサプリメントの組み合わせ


・ビタミンe+ビタミンC
この両者は一緒に取ることで抗酸化効果がアップ。 
+ビタミンB群を一緒に取ることで、さらに効果があがると言われている。


・ビタミンC+ビタミンE
相乗効果で吸収されやすくなる。


・鉄分+ビタミンC、マンガン、銅
疲労回復効果が高くなり、貧血などの改善や頭痛にも効果的。


・ビタミンBは単体で飲むよりも、他のビタミンB群とあわせて飲むほうがさらに効果があがる。


・ビタミンB群+ビタミンD・カルシウム・マグネシウム・ビタミンB2、ビタミンB6・ビタミンC・亜鉛・ビタミンA
エネルギー代謝の相乗効果が期待できる。


・β―カロテンやビタミン+牛乳
吸収率がアップする、という実験結果がでている。




                               



 注意したいサプリメントの組み合わせ


・植物繊維+ビタミンやミネラル
植物繊維を大量に取ることで、ビタミン・ミネラルの吸収が阻害される。
例えば、イチョウ葉エキス+アスピリンは危険


・お茶やコーヒー、ジュース+鉄分やミネラル
お茶に含まれるタンニンが鉄分と化学反応をおこし、吸収を悪くする。


・卵や肉類などのタンパク質+植物繊維系のサプリメント
元々植物繊維は栄養素の吸収を押さえて遅くする働きがあるので、せっかくのタンパク質が体内に吸収されにくくなってしまう。 (対処:時間をあけてサプリメントをとる)


・アルコール+サプリメント
アルコールの成分で、サプリメントの表面が溶けてしまい、朝まで届く前に溶けてしまうことがある。


・動脈硬化や高血圧に処方される血液凝固防止剤(ワーファリン)+ビタミンK
薬の作用を阻害してしまいます。反対に、ビタミンAを一緒にとると薬の作用を高めて過ぎてしまい、出血傾向になる恐れがある。


・風邪や頭痛の鎮痛剤+ビタミンC
ビタミンCの消費を速め、排泄される割合を高めてしまう。


・脂溶性のサプリ(ビタミンA、D、Eなど)+油の吸収を阻害するサプリ(食物繊維の多いダイエット用サプリメントのキトサンなど)
脂溶性サプリの栄養素の吸収が悪くなってしまう。


・DHA(油脂栄養素)+キトサン(難消化性繊維)
繊維によって、油脂の消化が進まず、栄養素が吸収されず排出してしまう。(対策:食前と食後など、タイミングをずらして摂取)


・コエンザイムQ10+カプサイシン
身体の中でお互いが攻撃し合って、脂肪を燃焼させる効果がなくなってしまう。


・ビタミンKや銀杏エキス+血液抗凝固剤
血液サラサラ効果を低下させてしまいます。


・ビタミンA+ビタミンD
肝臓に蓄えられる性質があるため、過剰摂取すると肝機能障害をおこす危険がある。


・亜鉛+他のミネラル(銅、鉄、カルシウム)
吸収されにくい。


・ハーブ系のサプリメント
薬理作用が強いものがあるので、注意が必要。


・マグネシウムの過剰摂取
下痢の原因になり、他の栄養素も吸収されないまま排出してしまう可能性あり。ミネラルのバランスが崩れて、脱水をおこす事も。




                               



 サプリメントを飲むうえで憶えておきたいこと


まず、根本的に覚えていて欲しいのが、サプリメントは薬ではない、ということです。もちろん食事そのものの代わりにはならないし、サプリメントに薬の効能を求めるのは間違っています。


まずは、食事を充実させるのが大事ですが、近年の食材は栄養価が少しずつ減ってきているので、それを補うために使用するという事を肝に銘じておきましょう。




                               



 正しいサプリメントの飲み方・選び方


1.コップ一杯の水で飲みましょう
水は胃を刺激して運動を高め、栄養を早く小腸に届ける。


2.食後30分以内に飲みましょう
食べものと一緒に吸収されるので、効率がアップする。


3.なんらかの病気がある人は、医師に相談を
サプリメントにより、体調に影響がでる場合がある。


4.やたらにたくさん飲まない
過剰摂取で健康障害を起こすことがある。


5.うまく飲みあわせて、効果UPを狙いましょう


6.冷暗所に保管しましょう
変質してしまわないように、冷暗所に保管


7.成分表示をしっかり確認しましょう
同じ成分でも含有量などに違いがある


8.小さいこどもに飲ませない
大人向けのサプリメントを与えると過剰摂取の危険あり


9.選択に迷ったら、マルチビタミン
なかなか単独でとっても効果がないため


10.妊娠初期のビタミンAと喫煙者のβ―カロテン摂取は避けましょう
妊娠初期にビタミンAの摂りすぎは、赤ちゃんの奇形の可能性、喫煙者のβ―カロテン摂取は肺がんのリスクが高まる可能性があるため。





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