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ホーム>気になる健康コラム>免疫力を上げる食事!お薦め食材ベスト10
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風邪をひきやすい人、ひきにくい人、その分かれ目は、体に抵抗力があるかないかの違いです。毎日の食生活で、基礎体力をあげて、ウイルスなどが侵入してきても、跳ね返せるパワーを身につけましょう。
食品添加物が横行している現代、自然な無添加食品を探すのは難しい事です。しかし、病気にならない健康な身体を保つには、毎日の食事の積み重ねが大切です。
基本的には、無農薬・有機栽培のお米や季節の野菜を中心に、魚などのタンパク質を加えた和食を取ることが必要です。
タンパク質は、肉類が豊富ですが、肉を多く食べる人は大腸がんにかかる割合が高い、と言われているので、肉ばかりたべるのではなく、野菜も一緒にしっかり食べるのを忘れないようにしましょう。
免疫力の活性化は、腸が健康かどうかにかかっています。腸が活動するためによい食品は発酵食品です。なかでも、ヨーグルトは、ビフィズス菌に加え、カルシウムも多く含まれているので、年配者には、骨粗鬆症の予防にもなります。
また、味噌はガンを予防する、と言われており、味噌汁を食べる頻度が高いほど胃がんによる死亡率が低い、という結果も出ています。
植物繊維が多く含まれている食品は、こんにゃく、昆布ですが、これらを食べると腸の壁を刺激して、蠕動運動を活発化させます。
その他にも、善玉菌の栄養源となり、腸を整える働きもします。便通がよくなることで、体外に有害な物質を輩出し、腸内を常にきれいにしておくことができます。
その他、梅干も、悪玉菌を退治してくれ、クエン酸が細胞の老化を防いてくれるので、加齢による免疫力低下を防ぐ働きがあります。また、毒物を分解する肝臓の機能を高める働きもあるので、毎日食べるようにしましょう。
●発酵食品・・・ヨーグルト、味噌、ぬか漬け、納豆、キムチ、など
●食物繊維の多い食品・・・こんにゃく、海草、ごぼう、たけのこ、さつまいも、など
●その他・・・梅干
ビタミンAはβ―カロチンという形で緑黄色野菜に多く含まれていますが、これが体内に入るとビタミンAに変化し、がん細胞と戦うT細胞やNK細胞を増加させる働きがあります。
ビタミンCは、好中球の機能を高め感染に対する抵抗力をつけてくれます。抗アレルギー作用、抗ウイルス作用、抗細菌作用の他、強力な発ガン物質であるニトロソアミンの体内生成を妨げる効果も期待できます。
ビタミンEは、抗酸化作用があり、老化防止のビタミンとして注目されています。白血球やリンパ球の働きを高め、免疫反応全体の向上が期待できます。
ただし、この3種類だけを取ればよいのではなく、すべてのビタミンやカルシウム、マグネシウムなどをバランスよく摂るようにしましょう。
●ビタミンAの多い食品・・・にんじん、ブロッコリー、モロヘイヤ、ほうれん草、うなぎ、玉子、など
●ビタミンCの多い食品・・・キャベツ、もやし、ピーマン、じゃがいも、いちご、柑橘類、など
●ビタミンEの多い食品・・・かぼちゃ、アーモンド、アボガド、オリーブ油、くるみ、にしん、など
きのこには、ビタミンB郡や、日光に当たることでビタミンDに変わる物質であるプロビタミンDが比較的多く含まれています。
これに上記のビタミンを一緒に食べると、ビタミンすべてがバランスよく摂れるようになります。
また、食物繊維が豊富に含まれており、これらの大部分は消化されず、腸を刺激して、宿便を排出しやすくし、きれいにします。
抗がん抗ウイルス効果が期待できるキノコ類・・松茸、椎茸、ひらたけ、なめこ茸、えのき茸など。
緑茶に含まれるカテキンは、ポリフェノールの仲間で、がん、糖尿病などの生活習慣病、活性酸素を消去する働きがあると言われています。
活性酸素自体は、細菌やウイルスなどの外敵から身を守るための生体防御を助ける働きがあるのですが、大量に発生すると、細胞にダメージを与えてしまいます。これがガンや動脈硬化などの様々な病気を引き起こしてしまうのです。
健康な人は、余分な活性酸素を消す力があるのですが、現代人の生活は、それ以上に過剰に発生させる要因に溢れているので、この毒性を消してくれるカテキンが必須なのです。
緑茶に含まれるカテキンの効果・・発ガン抑制作用、抗腫瘍効果、抗酸化効果、血中コレステロール低下、血圧上昇抑制、血糖上昇抑制作用、抗菌作用、抗ウイルス作用、虫歯予防、口臭予防など。
●大根・・・辛味成分であるジアスターゼは、消化酵素が豊富で、代謝アップに効果的。同じく辛味成分である、イソシアシアネイトは抗酸化作用がある。熱に弱いので、皮ごとおろして食べるのがお薦め。
●長芋・・・タンパク質の分解を助ける成分が含まれています。タンパク質自体には、細胞の材料となる大事な栄養素なので、これを早く吸収できます。
また、消化酵素も多く含んでいるので、その他の食物の消化吸収をよくし、新陳代謝を上げてくれます。成分を生かすにはすりおろさず、千切りなどにして、食べるのがお薦め。
●鶏肉・・・タンパク質が豊富で低脂肪、アミノ酸の一種であるカルノシンやアンセリンが含まれており、これは抗酸化力が高い事がわかっています。
タンパク質を効率よく利用するためには、代謝をよくするビタミンB2と一緒に食べるのがお薦め。
●ヨーグルト・・・ヨーグルトに含まれる乳酸菌は、腸内でビフィズス菌を増やす働きをして、便秘の解消に役立ちます。また、カルシウムやタンパク質も豊富なので、毎日積極的にとりましょう。バナナと一緒に食べれば、食物繊維がプラスされ、りんごを加えると抗酸化作用がプラスされるので、お薦め。
●茶そば・・・お蕎麦には、元々ルチンという抗酸化成分が含まれているため、動脈硬化や高血圧を予防しますが、それに抹茶を加えた茶そばは、抗酸化ビタミンのA・C・Eが含まれているため、抗酸化力がさらに強力になっています。
●小松菜・・・小松菜は、クロロフィルとビタミンA・C・Eを多く含む抗酸化食品ですが、それ以外にも、カルシウムや鉄分などのミネラル分も豊富なので、免疫力だけでなく骨粗鬆症や貧血にも効果的な食品です。
さらに免疫力を高めるには、良質なタンパク質を含んでいる卵や鶏肉と組み合わせ、油を使うことでビタミンAが吸収されやすくなります。
●納豆・・・納豆などの大豆製品には、イソフラボンという成分が含まれており、これが強力な抗酸化力を持っています。体内に入ると、女性ホルモンに似た働きをするため、代謝をよくする効果も期待できます。また、ビタミンK2も含まれているため、骨を丈夫にします。
●梅干し・・・梅干に含まれるクエン酸は、疲労を予防、解消し元気な身体を維持する事で有名ですが、最近わかってきたのは、梅干を焼くことで生まれる特攻成分。
まだ詳しいことはわかっていませんが、強力な抗酸化作用があり、免疫力をアップします。アルミホイルに包んで、オーブントースターでちょっと焦げ目がつく程度に焼いて食べるのがお薦め。
●にら・・・にらには硫化アリルが含まれていますが、これは、エネルギーの元となる糖質の代謝に不可欠なビタミンB1の働きを助けます。その他、抗酸化力のあるビタミンA・C・Eも多く含んでいます。栄養素を効率よく燃やすためには、ニラレバ定食がお薦め。
●にんにく・・・にんにく特有の匂いのもとである硫化アリルは、殺菌作用、ビタミンB1の吸収を促進するため疲労回復、血液サラサラ効果、など沢山の働きがあります。熱に弱いので、にんにくをしょうゆ漬けなどにして食べるのがお薦め。
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