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ホーム>気になる健康コラム>脳をふけさせるな! 脳の老化予防には脳ケア
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年齢を重ねると共に物忘れが多くなったり、新しいアイデアが浮かばなかったり、なんでも面倒に思えたり、これらは歳のせいと考えたことはありませんか?
歳をとれば、体だけでなく当然脳も老いてきます。誰でも歳をとりたくないし、老けたくない、そのためには脳トレやって、いっぱい運動して、とがんばっている人も多いことでしょう。しかしその努力が脳にとってストレスとなってしまう場合もあるのです。
人は、脳の30%も使わないで生活していると言われています。まだまだ成長する余裕があるのですが、ちょっとした生活習慣やものの考え方が脳のストレスとなり、成長を妨げているとしたら、これは回避すべきですよね。
そのためには、日常生活の中で脳ケアを行うことが大切です。
まずは脳のストレスを解消し、脳の老化にストップをかけましょう。
●21時以降に食事をとる
正しい体内時計で生活していると、21時以降は脳や身体が休む体制に入ります。しかし、その時間を過ぎて食事をとってしまうと、本来休む時間なのに働かなくてはならず、脳や身体の負担となります。
●人の悪口を言う
人の悪口や否定的な言葉を使った時に、一番最初に耳に入るのは、自分の耳です。ネガティブワードは脳を鈍化させると言われているので、それらの言葉は極力使わないようにしましょう。
●マンネリの生活をする
決まりきった行動パターンで生活していると、脳が状況に慣れてしまい、働きが鈍化してしまいます。近所に出かけるときも、外出時はルートを変えてみたり、ちょっと遠出をしてみたり、日常生活に変化をつけるだけで脳がリフレッシュします。
●不必要に太る
生活習慣病は脳細胞が傷つく原因となります。特に肥満にならないよう食生活に気をつけて、脳の成長を妨げないようにしましょう。
●運動不足
日中、積極的に身体を動かさないと、夜にゆっくり休めず、脳が休まりません。また、運動に対する脳領域も活性化しないし、生活習慣病の危険もあるので意識して日常の中でからだを動かすようにしましょう。
●10cm以上のハイヒールをはく
女性はハイヒールを履く機会が多いのですが、高いヒールは足首を立てて履くので、足だけでなく首や腰にもこりや痛みをおこします。痛みというのは脳の思考系の領域で感じているため、慢性的に痛みがあると、判断力や思考力が邪魔され低下してしまいます。
●慌てたり、あせったりする
急いで何かを行うと、あまり色々な脳の領域が使われません。ゆっくり物事と向き合い行動すると、神経細胞の枝が伸び、脳の各領域が連動して働きます。
●イライラする
イライラする原因は色々ありますが、脳の同じ部分を酷使するのもその一つです。同じ事を続けて行い、脳の一定箇所だけが働くことで、脳内の血流が悪くなり、脳が疲れて怒りっぽくなることもあるのです。イライラしたら、深呼吸などをして気分転換をしましょう。
●携帯やスマホに頼りきる
毎日の予定や電話番号などを携帯やスマホに覚えさせているだけではありませんか? 手帳やノートなど、アナログに書いたり覚えたりしないでいると、脳を使わなくなって老化が進んでしまいます。
●人の目を気にする
脳は、自分が心地よいことや楽しいことを積極的に行う事で成長します。人の目を気にして、自分の行動を制限していると、脳が成長しにくくなってしまいます。自分で考え、行動することを大切にしましょう。
上記のことに気をつければ、かなり老化は防げるはずです。逆に積極的にやってほしい事としては
・週に2〜3回、30分以上の運動をする
・バランスのよい食事をして、食べ過ぎない
・ストレスをうまく受け流す
・なるべく人とコミュニケーションをとる生活をする
・まったくやったことのないことに挑戦する
・少しずつでも、毎日学習する習慣をつけ、記憶力を保つ
・なにか目標をもって、達成するようにがんばる
・できた事に対して、なにかご褒美を決める
・本や新聞を読む
・意識して、段取りして物事を行う
などを習慣化して行ってください。
特に、興味のある好きなことをドンドンやると、脳も活性化するし、やり遂げることによってドーパミンも出やすくなります。そしてその達成感は、次なるチャレンジにつながることでしょう。
そして、チャレンジを繰り返す事により、脳はうまく行うために能率的に考え、効果的に働くようになります。その結果シナプスの接続も強化され、神経ネットワークも更に広がって、物忘れなんてどこかに消えてしまうかもしれませんね。
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