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ホーム>気になる健康コラム>疲れ目に負けるな!トレーニングとケア
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目が悪くなる原因には、いくつかあります。
・パソコンやテレビ、至近距離での読書などによって、目のピントを合わせる筋肉が酷使され衰えた
・ストレスや紫外線によって、体内に活性酸素が発生して目に悪影響を及ぼしている
・白内障や緑内障、黄斑変性症などの目の病気
・目に良くない食事や、目の栄養素が不足する
などです。
それぞれをに注意を払って、視力が衰えないように努力しましょう。
パソコンや読書を長い時間していると、目の周りにあるピントを合わせる筋肉が凝ってしまい、硬くなります。この状態をそのままにしていると、筋肉の収縮が衰えて、ピントを合わせる力が弱り、視力が落ちてしまいます。そこで、目の筋肉を和らげるために、ストレッチなどを行いましょう。
●一点凝視法
1.両目の中心から30cm程のところに人差し指を立てる
2.指先をみつめながら、常にピントを合わせるようにしてゆっくりと顔に近づける
3.顔の正面の5cmあたりで止め、また30cmまで戻す
4.1〜3を2〜3分位繰り返す
●緩急法
1. きつくグッと目をつぶる
2. 思いっきり目を開く
3. 目を大きく開いた状態で、上下左右と順番に眼球を動かす
4. 右回り、左回り、と順番に眼球を回す
5. 1〜4を1セットとして5セット位行う
目が疲れた時や乾いてしまった時に、適度にケアを行うと、目の負担が軽くなります。
●まばたきをする
集中していると、まばたきの回数が減ってしまうため、意識的にまばたきをします。
通常のまばたきでもよいのですが、十分に涙をいきわたらせるために
1. 目をぎゅっとしばらく閉じる
2. その後、思いっきり開いて、そのまましばらく我慢する
3. 我慢できなくなったら、またぎゅっと閉じる
4. これを繰り返す
●シャワーや指圧でマッサージする
目の周りの血行をよくするため、目をつぶって周りの溝を軽く指圧したり、お風呂に入った際に、顔に直接シャワーを当てたりして、マッサージを行う。
首筋を温めたり、マッサージするのも有効です。
●ホットアイマスクで暖める
レンジなどを使って40度の蒸しタオルをつくり、10分間ほど目に当てる
●パソコン使用時の環境を改める
モニターやコントラストなど、若干暗めにして自分にあった高さにする。
部屋自体の明るさに気をつける。
よく、やっていることで、気をつけて欲しいことがあります。
●まぶたの上から眼球をグリグリとマッサージする・・網膜剥離や角膜の変形などをおこす可能性があり、危険です。
●水で目を洗う・・目の表面にある涙には油分やムチンという目を守る物質が含まれているのですが、それを洗い流してしまうことで、感染症や結膜炎、ドライアイになりやすくなります。
●市販の目薬の使いすぎ・・目薬も薬です。定められた用法や容量を守って使用しないと、副作用を招く危険があります。
例えば、目がすっきり!というタイプでは、瞬間的に血管を引き締める作用があるため、充血はとれますが、効き目が切れるとリバウンドをおこしやすく、充血やドライアイを悪化させる恐れがあります。
人口涙型の目薬は常用しても大丈夫ですが、効果はあまり長く続きません。一時的に各症状を緩和したい時に使用するようにしましょう。ドライアイなどは、眼科で処方してもらった目薬を使いましょう。
日頃から目に良い栄養素をバランスよく摂っていると。目の疲労回復力が高くなります。
●目に良い食品
ビタミンA・・網膜細胞が明るさを感知するための栄養素。涙量を一定に保つ作用も。
→ うなぎ、レバー、かぼちゃ、にんじん、ほうれん草など
ビタミンC・・コラーゲンの生成には働きかける
→ レモン、イチゴ、ブロッコリー、ピーマンなど
ビタミンE・・目の老化防止
→ さつまいも、ほうれん草、ピーナッツ、イカ、エビなど
コラーゲン・・目の繊維組織作成を助ける
→ 鳥の手羽肉、カレイ、うなぎなど
コンドロイチン硫酸・・角膜や水晶体の透明度や弾力性を高める
→ オクラ、山芋、納豆、わかめ、なめこなど
アントシアニン・・視神経の働きを活性化する
→ ブルーベリー、カシス、赤ワインなど
ルテイン・・活性酸素の働きを食い止める
→ ケール、ほうれん草、ブロッコリーなど
●目に悪い食生活
糖分の摂り過ぎ・・水晶体や角膜が白濁する原因になる
塩分の摂り過ぎ・・抗酸化酵素が出にくくなり、組織が退化する
タンパク質や脂肪の摂り過ぎ・・コレステロールが多量に産出されることで、血流が悪化する
化学物質・・活性酸素が発生し、細胞や血管組織を酸化する
*ものを見ている時は、目だけでなく、脳が判断しています。
脳がしっかりと活性化していないと、正しく信号を受け取れないので、レシチン(卵黄、大豆製品、穀物などに含まれる)を摂りましょう。しかし、食物だけで十分に摂取するのはなかなか難しいものです。そんな場合は、サプリメントなどで補給しても良いでしょう。
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