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健康コラム
あなたの身体はサビてない? 活性酸素に対抗しよう

 体内で自然に発生する活性酸素


私たちが生きていくためには酸素が必要です。その酸素を体内で色々なかたちで活用する際に、自然に活性酸素ができてしまうのです。


例えば、体内でエネルギーを作る時の酸素の役割のひとつは余った水素の受け取り役ですが、最終的に水となって体外に排出される過程で、一度活性酸素になってから水になるのです。




                               



 なぜ活性酸素が嫌われるのか?


実は活性酸素は、体内に侵入する細菌を撃退する免疫システムである白血球やマクロファージが細菌を撃退する際に、武器となって活躍する大事なものです。


しかし、同時に対象となる細菌だけを狙うつもりが、周りまで傷つけてしまうことがあるのです。例えば、風邪をひいてしまった時、体内では、病原菌やウイルスに対抗するために活性酸素が作られて攻撃しますが、その際健康な身体の組織まで傷つけてしまうのです。


また、乾燥やアトピーによって、皮膚のバリア機能が落ちているときに、皮膚の細胞を作る脂質が活性酸素によって変質してしまい、肌トラブルをおこしてしまいます。


さらに、活性酸素は人間の遺伝情報を伝えるDNAの情報を乱してしまうため、身体が酸化すると、シミやしわ、運動機能の低下や物忘れ、さらには動脈硬化や糖尿病、がんなどの生活習慣病を誘発するのです。




                               



 活性酸素のたまりやすい度チェック


体内で活性酸素が発生するには、色々な原因があります。その中でも、つい日常的に行なっていることにも落とし穴があるのです。


●コンビニやスーパーの惣菜などの加工食品を食べることが多い
多くの加工食品には、食品添加物が使用されており、これが体内に吸収された後、肝臓で解毒されるのですが、この過程で活性酸素が発生して肝臓を攻撃し、肝機能障害などの原因となってしまいます。野菜の残留農薬も同じことです。


●よくお酒を飲む
お酒のアルコールも体内で吸収されたあと、肝臓で解毒されますが、その過程で活性酸素が発生して肝臓を攻撃します。


●たばこを吸う
たばこの煙にはタールやニコチンの他、活性酸素である過酸化水素も含まれているため、直接活性酸素自体を吸い込んでいるのと同じです。また、肺にタールが入ると、免疫システムが働いて、活性酸素で攻撃する際、肺の組織自体も破壊してしまいます。ですから、たばこを吸うと息切れするようになるのは、肺の組織が活性酸素に攻撃されて機能が落ちているとも考えられているのです。


●激しい運動をしている
激しいスポーツをすると、呼吸量が増えて、必要以上に多くの酸素を体内に取り込んでいます。その上、エネルギー量も大量に増えるため、活性酸素が発生しやすくなるわけです。ただし、ウォーキングなどの軽い運動や、成長期の子供の運動はからだを作るために必要です。


●外回りの仕事が多い
紫外線やX線は、皮膚の内側にまで届き、体内の水分やスーパーオキシド、過酸化水素を刺激して、ヒドロキシラジカルを大量に発生させ、皮膚を内側から破壊し、しみ、しわなどをつくります。皮膚がんとの関係も疑われている程です。


●ストレスを感じることが多い
強いストレスを受けると、副腎皮質ホルモンが分泌されますが、その状態を元に戻すために分解するための酵素が分泌されます。活性酸素は、ホルモンの分泌、分解と双方の過程で作られます。


●空気のよくない場所に住んでいる
大きな道路や工場などの周りに住んでおり、常に汚染された空気を吸っている環境は、喫煙と同じく肺で免疫システムが働いたり、解毒する際に活性酸素が多く発生したりします。




                               



 活性酸素を予防するには


幹線道路などを避けて、なるべく裏道を歩く
紫外線を避けるために、日焼け止めや帽子、サングラスをかける
分煙になっているお店では、禁煙席に座る
日々の食事を見直す
ストレスを少なくする


などがありますが、それと同時に抗酸化物質(スカベンジャー)を利用して、活性酸素の攻撃から身を守ることが大切です。




                               



 活性酸素に対してのスカベンジャー


スカベンジャーには、体内で作られるものと、体外から取り入れられるものがあります。


体内で作られるスカベンジャーには、SOD(スーパーオキシドディスムターゼ)、カタラーゼ、グルタチオンなどの酵素がありますが、残念ながら体内で作る能力は20代をピークにして加齢と共に低下していきます。
そこで、抗酸化に負けない身体を作るためには、毎日の食事を見直すのが大切です。


活性酸素を無害な物質に変えてくれる働きのある食材を、まずは取り入れてみましょう。




                               



 活性酸素を撃退する食品類


活性酸素を無害化する食品は、ビタミン、ミネラル、など様々です。


ビタミンA(カロチン)
のり類、わかめ、シソの葉、にんじん、小松菜やほうれん草などの青菜、かぼちゃ


ビタミンB2
うなぎ、レバー、のり類、そば、カシューナッツ、たらこ、すじこ、たまご、青菜類、納豆


ビタミンC
えだまめ、青菜類、ししとう、カリフラワー、パセリ、キャベツ、トマト、にがうり、ピーマン、キウイ、かんきつ類


ビタミンE
小麦胚芽、植物油、アーモンドなどのナッツ類


活性酸素を撃退する酵素の元となる良質のタンパク質
鶏卵、鷄レバー、鷄胸肉、牛乳、プロセスチーズ、あじ、鮭、かつお、精白米、木綿豆腐


アントシアニン類
赤ワイン、ココア


カテキン類
緑茶


ロズマリン酸
ローズマリー


ゴマリグナン類
ごま、ごま油


アスタキサンチン(ビタミンCと一緒にとるのがポイント)
さけ、いくら、鯛、すじこ


リコペン(リコピン)
トマト、スイカ


ミネラル類
ひじき、納豆、大豆、アーモンド、カシューナッツ


ただ、正直体内に充満している活性酸素をすべて無害にするためには、1日に野菜など何キロもとらなければいけないのも現実です。不足分を補うために、栄養補助食品やサプリメントを使うのも一つの選択肢かもしれません。





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