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健康コラム
イソフラボンは乳がんのリスクを減らす効果があった!

 年々増加する乳がん患者


乳がんというと、女性特有のがんですよね。男性も年間100人前後ががんで亡くなっていますが、割合としては女性の100分の1以下になります。


新規の乳がん患者は、現在1年間で6万人を超えていて、増加傾向にあります。20年前は新規の乳がん患者は年間3万人程度でしたので、20年で2倍に増えていますし、以前は女性のがんで最も多かったのは、胃がんでしたが、1996年以降は乳がんが最も多くなっています。


日本で乳がんを発症するのは、40〜50代が多いのですが、近年はその発症年齢も幅広くなっていて、20代で発症する人もいますし、80代でも発症します。


乳がんの予後は、リンパ節などへの転移がなければ、90%以上の人が10年間生存しているというデータがありますので、早期発見・早期治療を行えば、予後は良いがんと言えるでしょう。




                               



 イソフラボンが乳がんリスクを下げる?


日本ではおなじみの食材である大豆ですが、その大豆に含まれている成分が、イソフラボンです。イソフラボンは、味噌や豆腐、豆乳などの大豆製品にも含まれています。


国立がん研究センターの調査によると、イソフラボンを取っている人は、取らない人に比べて、乳がんになるリスクが低いことがわかりました。特に、閉経後の女性の場合、このリスク減少が顕著に見られたそうです。


イソフラボンは、女性ホルモンであるエストロゲンに似た働きをしますので、加齢によるエストロゲンの減少をイソフラボンが補うことで、乳がんのリスクを下げるのではないかと考えられています。


日本人は、欧米人と比べて、乳がんの発生率も低く、更年期障害の症状も軽いことがわかっています。これは、日本人は欧米人に比べて大豆をよく食べますので、イソフラボンの摂取量が多いからだと思われます。


そして、最近日本で乳がん患者が増加しているのは、食生活が欧米化したことで、イソフラボンの摂取量が減ったからではないでしょうか?




                               



 イソフラボンの過剰摂取は危険?


イソフラボンを取ることで、乳がんのリスクが低下することがわかっていますが、イソフラボンの取りすぎは、逆に乳がんや子宮内膜症のリスクを上げる可能性があるという報道がありました。


これは、イソフラボンの効果が注目を浴びて、イソフラボンのサプリメントが多く利用されるようになったためです。


厚生労働省は、「イソフラボンの効果は、まだ研究段階であること」、「イソフラボンに限らず、栄養分の過剰摂取は良くないこと」、「大豆食品を食べることは、健康に良い」と発表しています。


大豆製品は健康に良く、イソフラボンは乳がんのリスクを下げるという研究結果は出ています。でも、過剰に摂取した場合は、健康に悪影響が出ることもあるということです。一部の研究者からは、サプリメントの合成イソフラボンではなく、大豆由来の天然のイソフラボンであれば、健康に害はないという声も上がっています。


ただ、やはり過剰摂取は身体に悪影響を及ぼす可能性があります。健康増進のためには、大豆製品を含めたバランスの良い食事が大切なのかもしれませんね。





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