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健康コラム
脱毛の原因ともなる新型水虫に要注意!

 新型水虫が流行中


水虫といえば、主に足にできるものというイメージがありますよね。確かに、水虫の原因菌である白癬菌は、足の指の間で増殖することが多いんです。でも、最近はこの従来の白癬菌による水虫とは違い、顔や首、頭皮に症状が出る新型水虫が流行しているんです。


新型水虫の原因菌は、トンズランス菌です。トンズランス菌は、もともと中南米に生息していた菌ですが、戦後に中南米からアメリカ、ヨーロッパと感染が拡大し、2000年以降に日本に持ち込まれたと考えられています。


新型水虫は、日本に持ち込まれてまだ10年ちょっとですので、新しい病気と言えるでしょう。




                               



 新型水虫の症状は?


新型水虫に感染すると、直径1〜2センチの赤くカサカサした発疹ができます。主に感染する場所は上半身で、特に顔や頭皮、首などが多いことが特徴です。通常、感染部位のかゆみを伴いますが、かゆみは出ずに発疹だけできることもあります。


頭皮に感染すると、フケが増えるなどの症状も出てきますが、そのまま放置しておくと、頭頂部が化膿し、脱毛の原因にもなります。


新型水虫の感染経路は、皮膚の接触です。日常生活では、他人と皮膚を接触させる機会はほとんどありませんので、感染の危険は少ないのですが、要注意なのが中高生の部活動です。


日本で初めて新型水虫が確認されたのも、柔道部での集団感染でした。柔道やレスリングなどの格闘技系の部活動は、その競技の性質上、皮膚の接触は避けられません。


中南米から世界各国へと感染が拡大したのも、格闘技系の国際試合が原因とも言われていますし、日本でも部活動を通じての感染拡大が確認されています。


新しい感染症である新型水虫は、格闘技関係者の間では、徐々に知られてきていますが、まだまだ一般的には新型水虫の認識が薄く、そのことが感染拡大の一因にもなっていると考えられます。




                               



 新型水虫の治療と予防法


新型水虫は、自然に治ることはほとんどありませんので、症状に気づいたら、すぐに皮膚科を受診しましょう。治療法は、基本的に抗真菌薬の塗布になりますが、症状が進行している場合は、内服薬を併用することもあります。


新型水虫の感染は、主に格闘技を通じて拡大していますので、格闘技のような皮膚と皮膚の接触があった後には、すぐにシャワーを浴びて、新型水虫の原因菌であるトンズランス菌を洗い流すようにしましょう。


通常、感染者と皮膚の接触があっても、24時間以内にしっかり洗い流せば、感染は防げるようです。


また、タオルやユニフォームの共有はしない、感染者が使ったタオルやユニフォームは60度以上のお湯に5分間つけて、トンズランス菌を死滅させてから洗濯するなどして、感染拡大を防ぎましょう。







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