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健康コラム
大人の水ぼうそうは重症化する。ワクチン接種で予防しよう!

 水ぼうそうについて


今年は、全国的に風疹が大流行しましたが、気をつけるべき感染症は風疹だけではありません。風疹と同様に空気感染する水ぼうそう(水痘)にも要注意です。


水ぼうそうは、水痘・帯状疱疹ウイルスが原因で起こる病気で、全身に3〜5mmの赤い発疹ができ、この発疹が水疱→膿疱→かさぶたと変化し、発症後1週間から10日で自然治癒します。


水ぼうそうは、家庭内接触での発症率は90%と言われていて、感染力が非常に強いことが特徴です。
日本では年間約100万人が感染していて、90%が10歳までに発症しています。




                               



 大人の水ぼうそうは要注意


90%が10歳までに発症する水ぼうそうですが、残り10%は10歳以降に発症し、大人になってから発症することも珍しくありません。


子供のうちに発症すると、発疹と38度前後の発熱が症状として現れますが、比較的軽症で済み、特に治療を行わなくても、1週間から10日で重症化せずに自然治癒することが多いのですが、大人になってから水ぼうそうにかかると、症状が重くなる傾向があります。


大人の水ぼうそうは、発疹の程度も重く、40度以上の高熱が出ることもあり、水痘肺炎や脳炎、髄膜炎などの合併症を起こす割合も高くなります。


水ぼうそうによる死亡率は、100万人に20人程度と言われていますが、年齢別にしてみると0〜14歳までの死亡率は10万人に1人なのに対し、30〜49歳の死亡率は25.2人と25倍以上になります。


また、大人の水ぼうそうは、発疹の痕が残りやすく、成人女性がかかった場合、美容的観点から問題が残ることもあります。




                               



 妊娠中はさらに注意!


妊娠初期に風疹にかかると、胎児が先天性風疹症候群になる可能性が高くなるという問題がありますが、
水ぼうそうでも胎児に影響が出るんです。


妊娠8〜20週に水ぼうそうにかかると、先天性水痘症候群になる可能性があり、低体重になったり、神経障害や手足の障害が出ることもありますし、赤ちゃんの体内にウイルスが潜伏していて、生後1年経ってから突然帯状疱疹を発症することもあります。




                               



 水ぼうそうを予防するためには


水ぼうそうは空気感染で、感染力が強いのですが、ワクチンの予防接種を受ければ、水ぼうそうを予防することができます。一度ワクチンを接種すれば、身体の中に抗体ができ、20年以上も水ぼうそうを予防することが可能です。


水ぼうそうの予防接種は、定期接種ではなく任意接種ですし、90%の人が10歳までに罹患しますので、水ぼうそうのワクチン接種率は30%と低いのですが、水ぼうそう予防には非常に有効なんです。


水ぼうそうは、12月から春先にかけて流行しやすいですので、今まで水ぼうそうにかかったことがないという人は、今のうちから予防接種を受けておきましょう。







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