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ホーム>気になる健康コラム>血液型の特徴を知りコミュニケーションを円滑に!
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日本では血液型による性格診断がとても馴染み深く、だれもが一度はやってみたことがあるはずです。
日本人に多い血液型ランキングは、第一位がA型で全体の約38%、次いでO型の約31%、B型約22%、AB型約9%の順となっています。A型とO型が二大勢力という図式になりますね。
医学的あるいは科学的根拠から血液型と性格を結びつけるものは何もありませんが、A型の性格は真面目で勤勉、目立たないポジションを好み、リーダーよりも参謀格というイメージがある一方で、O型の方は陽気で協調性が高く意志の強さもあり、リーダーには向いているけど大雑把で細かいことが苦手というイメージがあります。
日本人なら日常的に真面目で几帳面な人を見るとあの人はA型で、おおらかで協調性の高い人を見るとO型らしいという判断をしていますよね。
世界的に見るとこのように血液型で性格診断をするのを子供でも普通に行うのは日本人ぐらいで、欧米では自分自身の血液型すら知らない人が沢山います。
そんな血液型性格診断に馴染みの無い外国人が日本人を評する時には、仕事に真面目、親切、シャイ、協調性が高いという意見が多く見受けられます。
これってA型の性格を色濃く反映していると思いませんか?
協調性が高いというのはもう一つの大勢力であるO型の気質を示していますね。このように血液型性格診断を知らない人が見ても、日本にはA型とO型が多いという結果を導きだすことが出来るんですよ。
日本では比較的早くから血液型に対する国民の関心が高く、昭和初期では既に血液型と性格に関する研究データがマスコミに取り上げられ注目を集めました。西洋医学が本格的に取り入れられたのが幕末から明治時代にかけてということを考えるととても速いペースで民間に浸透していったということになりますね。
これだけでも驚きに値する出来事ですが、血液型と性格の因果関係は1933年の日本法医学総会で正式に否定されていますから、それまでは大真面目に医学会で研究されていたということになりますよね。
考えてみれば八百万の神信仰が根付いていて、欧米の文化を柔軟に取り入れ、敗戦後大きな暴動やクーデターなども無く平和裏に復興した世界唯一の国に日本がなれたのは、日本人が自分自身の血液型を知っていて、性格別にきちんと整理出来ているからだとも言えます。
もう一度おさらいすると、日本人なら誰でもA型は真面目、几帳面、責任感が強い、B型はマイペースで天才肌だけど協調性に欠ける、O型はおおらかだけど大雑把、あるいは熱血漢、AB型は芸術家肌でとらえどころが無い、思いつきだけで行動する、というイメージで共有出来ます。
これはつまり血液型に関する行動パターンというデータベースが脳にインプット済みであり、自分自身の血液型を知ることで他人と自分とのコミュニケーションを円滑にするためのツールとして利用しているのだと言えるのです。
したがって欧米人に比べるとよりA型はA型らしく、B型はB型らしく振る舞おうとします。
これは一種の集団心理ですが、常識やしつけ、教育なども同じような仕組みで拡散していきますから、コミュニティーの形成に血液型による性格診断を上手く取り入れれば、日本式の非常にまとまりの良い社会形成が可能なのかもしれませんね。
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