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ホーム>もっと検査を知ろう>生化学検査>KL-6
みなさんの中には「検査は医者にまかせておけば大丈夫」と思っている人も多いでしょう。
しかし、「自分の身は自分で守る」時代です。
これから行われる検査が「どのような検査」で「どんな目的」で検査するのか知っているだけで、無用な心配は無くなり、いっそう自分の健康管理の向上につながると思います。
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・検査の流れ
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・D-Bil
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別名 : シアル化糖鎖抗原 KL-6
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間質性肺炎の病態や程度を把握することができる。
KL-6はムチンの1種であるMUC1上に存在しているシアル化糖鎖抗原の1つで、上皮細胞系に発現する膜貫通型の糖タンパク質です。
肺胞上皮が冒される間質性肺炎の患者では、血清中のKL-6値が健常者や他の呼吸器系疾患に比較して有意に高値を示します。このため従来特異的な血清マーカーに乏しかった間質性肺炎や肺線維症に高い診断的有用性が認められています。
さらに活動性の間質性肺炎症例で、非活動性症例に比較し有意に高いことから疾患活動性の把握にも有用性が認められています。
さらに治療開始後も病勢を反映して変動するため、血清KL-6の測定は肺の線維化を特徴とする病変の鑑別や、間質性肺炎の病勢把握・治療経過観察に大変有用です。
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・間質性肺炎と他疾患との鑑別
・間質性肺炎の病勢把握(活動性と非活動性の鑑別)
・間質性肺炎の治療経過観察
高値
間質性肺炎、肺線維症、過敏性肺臓炎など
低値
低値側の臨床的意義は少ない
基準値は検査方法や測定方法、測定機器、用いる試薬、単位などにより値が異なります。
単に数字を見るだけではなく、測定方法や単位なども注意深く確認してください。
また、個人個人の生理的変動によってかなり左右される項目もありますので、少し値が基準値から外れていたからといって神経質にならないでください。あくまで健康の目安として考えるとよいでしょう。 |
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