    |
|
|
ホーム＞気になる健康コラム＞禁煙グッズの電子タバコ。電子タバコは安全なのか？
|
|
|
 |
|
| |
近年の健康ブームにより、世の中が禁煙・嫌煙傾向にあります。喫煙は、動脈硬化を促進したり、ガンのリスクが高くなったり、妊婦の場合は胎児への影響も懸念されています。
また、禁煙の場所が増えて、喫煙できる場所が少なくなってきているため、禁煙しようと思っている人も多いのではないでしょうか？
禁煙しようと思っても、なかなか続かないという場合は、禁煙外来を受診したり、禁煙グッズを上手に活用してみてはいかがですか？
禁煙外来では、健康保険を使った禁煙治療を受けることができます。禁煙外来に行かずに、禁煙したいという人は、禁煙関連本やニコチンガム、電子タバコなどを利用してみましょう。
禁煙グッズの中で、最近特に人気のあるものが、電子タバコです。
電子タバコは、タバコに似せた吸引器から煙の代わりに、電熱線の発熱により発生した水蒸気を吸うものです。水蒸気には、タバコの味がついているものやチョコレート味、ストロベリー味など様々な種類があります。
電子タバコは、火を利用していませんので、一酸化炭素や副流煙も発生しません。
禁煙失敗の理由として、「口が寂しい」、「手持ち無沙汰」などの理由がありますが、電子タバコなら、タバコを吸っているような気分になるので、その不満を解消することができます。そのため、電子タバコの利用は、禁煙に効果があるんです。
ただ、電子タバコにもニコチンが含まれている場合がありますので、注意が必要です。日本の法律では、ニコチンの入った電子タバコを販売することは禁止されています。しかし、実際にはニコチンが入ったものが発見されていて、厚生労働省や消費者庁が注意を呼びかけています。
ニコチンが入った電子タバコを吸っていたら、禁煙の意味がありませんので、電子タバコを選ぶ時は、ニコチンが入っていないかしっかりチェックして、信頼できる業者から買うようにしましょう。
禁煙グッズの電子タバコは、ニコチンが入っていなければ、一酸化炭素も副流煙も発生しないので、身体に害はないと思っていませんか？
アメリカの食品医薬品局は、電子タバコのカートリッジから発がん性物質などの有害物質が検出されたとの報告をしています。アメリカやカナダ、オーストラリアの一部の州では、電子タバコの販売を禁止している所もあるそうです。
喫煙を続けるよりは、電子タバコのほうが身体に害は少ないのかもしれませんが、電子タバコは、あくまでも禁煙を成功させるための一時的なものとして考えたほうが良さそうですね。
|
|
|
|
|
|
|
|
|
Copyright（C） これであなたも医の達人 All Rights Reserved. |
|
