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みなさんの中には「検査は医者にまかせておけば大丈夫」と思っている人も多いでしょう。
しかし、「自分の身は自分で守る」時代です。
これから行われる検査が「どのような検査」で「どんな目的」で検査するのか知っているだけで、無用な心配は無くなり、いっそう自分の健康管理の向上につながると思います。

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   検査結果の見方・考え方(血液検査・生理検査)       



   

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 基準値は人それぞれ異なることもある


検査の結果には、血液検査や尿検査など数値で示されるものと、X線検査や超音波検査などの画像で示されるものとがあります。そのうち、画像で示されるものについては、専門の医師でなければ読み取ることはできません。患者さんに説明するときも、画像をみせながら説明します。しかし、一般の人では、説明されても何だかわからないようなものも多いと思います。


それに比べ、血液検査など数値で示される結果については、患者さんもそれが意味することをできるだけ理解することが大切です。検査結果用紙には項目ごとの正常範囲が書かれていますので、正常か異常かはひと目でわかります。しかし、いわゆる「正常値」と呼ばれるものについては補足説明が必要です。


個人個人の生理的変動によってかなり左右される項目もありますので、少し値が正常範囲から外れていたからといって神経質にならないでください。あくまで健康の目安として考えるとよいでしょう。




 
 検査施設によって基準値が異なることもある


検査を受けた施設によって正常とされる範囲が異なることがよくあります。これは施設により検査方法や測定機器、用いる試薬や単位が異なるからです。そのため同じ数値でも、ある施設では「正常」で、別の施設では「要再検査」とされることもあります。

よって単に数字を見るだけではなく、測定方法や単位なども注意深く確認してください。




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 異常値が出た時


正常範囲から外れていている検査項目があった場合に大変ショックを受け、すっかり重病人になりきってしまう人がいます。しかし、正常範囲から外れているからといって必ずしも異常というわけではありません。測定条件や個人差などさまざまな要因で検査値が変動します。


ある人にとっては正常範囲内にあったとしても異常である場合もあるし、反対にある人が正常範囲を外れていても、その人にとっては異常なしの場合もあるのです。
つまり、自分なりの基準値を知っておくことが大切です。


個人の基準値は、その検査を定期的に数回受け、その平均を個人の基準値(目安)とするのがよいでしょう。


健康診断や人間ドックはもちろん、最近では外来検査でも血液検査などの結果をくれる病院も増えてきました。これにより、自分にとっての基準値を把握し、それが変化したときに、何か問題があるのかどうか医師に相談するとよいでしょう。健康管理は他人にまかせるのではなく、自分自身でしっかりと管理しましょう。




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